セレッソ大阪【J1リーグ第38節 C大阪vs.横浜FC】土台作りとしては十分に成果も得た新体制1年目。勝利で終えて、来シーズンへつなげたい
連勝が3で止まり、1-3で敗れた前節の横浜F・マリノス戦から中5日。セレッソ大阪は横浜FCをホームに迎え、今シーズンの最終節、明治安田J1リーグ第38節に挑む。
今季初の4連勝を目指して敵地に乗り込んだ前節は、序盤に作ったチャンスを仕留めることができずにいると、25分、横浜FMにワンチャンスを生かされ、カウンターから失点。それでも前半アディショナルタイム、チアゴ アンドラーデが獲得したPKをラファエル ハットンが決めて同点に追いつくと、後半も最初に決定機を作り出したのはセレッソだったが、ここで決め切れず、ジョルディ クルークスに背後を取られて2失点目。再び追いかける展開になると、直後に退場者を出して数的不利に陥り、反撃ムードもトーンダウン。後半アディショナルタイムには決定的な3失点目を許し、1-3で敗れた。入りは悪くなく、良い攻撃も再三、仕掛けるなど、自分たちのスタイルを発揮する姿勢は出せていたが、仕留め切れなかった攻撃陣に、守備でも失点シーンや退場につながったプレーなど、攻守に甘さが残ったことも事実。ホームに戻って迎える今節は、前節出た課題を糧に、まずは自分たちがしっかりとやり切ることが勝利につながる。前節の試合後は選手たちに熱いゲキを飛ばしたアーサー パパス監督も、「自分たちが求めるサッカーをしっかり表現しよう、ということを伝えたかった。今シーズンやってきたことをしっかりと示して締めくくれるように戦いたい」と最終節に向けた意気込みを述べた。
「長いようであっという間」(パパス監督)に駆け抜けた新体制1年目の今シーズン。順位こそ現時点で昨シーズンと同じ10位だが、来季へ向けた土台作りとしては十分に成果も得た。迎える最終節は、“今季のメンバー”で戦うラストの試合。「ホームでもアウェイでも、1年間、熱い応援に感謝しています。特に敗れた次の試合でもたくさんのサポーターが応援して下さったことは感銘を受けました。雨が降っている試合でも応援して下さった姿も印象に残っていますし、常にチームへの愛情を感じていました」とチアゴは振り返る。そうしたサポーターの1年間の後押しに報いるためにも、ホーム最終節は何が何でも勝利で終えたい。“アーサー・セレッソ”の未来を照らす1勝を、チーム、選手、サポーター全員で掴み取ろう。
(文=小田尚史)
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