大井、笠松、兵庫、高知から!全国から九州産馬が集う重賞/佐賀・九州産グランプリデータ分析
12月7日佐賀5レース 18時05分発走予定
昨年、JBC佐賀当日に初開催された九州産グランプリ。古馬の九州産馬限定重賞としてはJRA馬も交えて霧島賞が夏に行われているが、こちらは地方馬のみの地方全国交流戦となる。また、霧島賞が1400mに対し、こちらは1800mという違いがある。
ここでは昨年の九州産グランプリのほか、当レースの舞台となる佐賀ダート1800mの直近3年や霧島賞過去10回のデータを元に分析する。
昨年は高知馬が九州産重賞3連勝達成
勝ったのはルピナステソーロ(高知)。同馬はJRA時代、霧島賞2着で、その2年後に高知に移籍して24年と25年霧島賞、そして当レースと九州産重賞3連勝を果たして引退した。
2着アイタカは同年夏までJRA所属で、3歳限定の九州産重賞・たんぽぽ賞2着、霧島賞8着だった。
佐賀はすべて異なる馬で上位入着
高知の2勝はいずれもルピナステソーロで、2着1回はアイアンムスメ。兵庫の2勝、2着1回はすべてキヨマサによるものだった。
一方で、佐賀の2着2回、3着2回はすべて異なる馬によるもの。
特定の強い馬がいればどの地域の競馬場でも成績を残せると言えるが、全体的に九州産馬に強いのはやはり佐賀ということになる。
2番人気が好成績
先行好成績
2番が好成績
山口勲騎手、石川倭騎手に注目
なお、大山真吾騎手(兵庫)は直近3年では当舞台での騎乗経験はなかった。
リピート馬好走の霧島賞
当レースは地方馬限定のため、JRA馬の出走する霧島賞で3着以内の実績馬は不在だが、少し範囲を広げて九州産馬限定重賞(たんぽぽ賞、霧島賞、九州産グランプリ)で5着以内を一つの目安にするのもアリかもしれない。
データからの推奨馬は?
②先行
③2番枠、8番枠
④山口勲騎手、石川倭騎手
⑤九州産馬限定重賞で5着以内
ベルボールドナイン(大井)は昨年の九州産グランプリ4着。2走前には大井C2ダート1400mで先行して勝っている。鞍上は石川倭騎手、加えて好成績の8番枠を引いた。
①②③④⑤すべてに当てはまる。
ベルウッドウズメはJRAから移籍初戦。昨春に1勝クラスを勝ち、今年1月には2勝クラス3着は出走馬中実績上位。JRAでは後方からのレースが多かったが、ここに入れば好位~中団で運べるだろう。鞍上は山口勲騎手。九州産馬限定重賞には初出走となる。
①②④に該当。
ヒマワリクン(高知)は昨年の九州産グランプリ5着。高知と佐賀の相性はいい点も見逃せない。
⑤に当てはまる。
アイタカはJRA時代の昨年、たんぽぽ賞で2着。JRA古馬混合となった霧島賞では8着2回と苦戦が続いたが、地方馬同士の昨年の九州産グランプリでは半馬身差2着。このメンバーなら。
⑤に当てはまる。
※12月7日 一部内容を修正しました
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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