<重賞レース分析>ジェムストーン賞は、前走の内容が評価ポイントに!

東京シティ競馬
チーム・協会
12月4日(木)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第2回ジェムストーン賞(SIII)が実施される。
南関東所属の若駒によって争われる2歳戦線のSⅢ競走で、2023年までは準重賞として行われていた2歳馬によるスプリント(1,200m)戦が昨年から重賞に格上げされた。短距離を得意とする若駒の年内の目標レースとなり、年明けからの3歳路線がさらに充実する。
ここでは準重賞時代を含むジェムストーン賞過去5年の結果から、レースの傾向を分析する。

レース情報
第2回 ジェムストーン賞(SIII)
発送日程:2025年12月4日(木)20:10発走
発走距離:1,200m

第1回優勝馬:プリムスパールス号 【東京シティ競馬】

■4番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[0-4-1-0](3着内率100.0%)、2~4番人気の馬は[4-0-3-8](3着内率46.7%)、5~9番人気の馬は[1-1-1-17](3着内率15.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)となっている。まずは人気の中心となっている馬に注目したい。

■3着内数が多いのは「大井」所属馬

【所属別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-7](3着内率22.2%)、「船橋」の馬は[1-1-0-4](3着内率33.3%)、「大井」の馬は[4-3-3-19](3着内率34.5%)、「川崎」の馬は[0-0-1-1](3着内率50.0%)となっている。3着内率が特に高いわけではないものの、基本的には「大井」所属馬が中心と言えるだろう。

■矢野貴之騎手らが好成績をマーク

【騎手別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上のジョッキーは、笹川翼騎手、御神本訓史騎手、矢野貴之騎手の3名となっている。ここ3年連続で2着となっている矢野貴之騎手など、当レースと相性が良いジョッキーの騎乗馬はひと通りチェックしておきたいところだ。

■大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[5-4-4-15](3着内率46.4%)、4着以下の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。前走で大敗を喫してしまった馬は疑ってかかりたい。

■前走の距離が明暗を分けそう

【前走の距離別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

前走の距離別成績を見ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-3](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m未満の馬は[5-3-5-22](3着内率37.1%)、1,600m以上の馬は[0-2-0-6](3着内率25.0%)となっている。
なお、今回と同じく12月上旬に施行された令和5年以降の過去2年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m未満の馬は[2-2-2-9](3着内率40.0%)、1,600m以上の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)である。1,400m前後のレースをステップに臨む馬は、高く評価するべきだろう。

■先行力の高い馬は信頼できる

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去5年) 【東京シティ競馬】

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、2番手以内の馬は[2-3-3-8](3着内率50.0%)、3~7番手の馬は[3-2-0-16](3着内率23.8%)、8番手以下の馬は[0-0-1-7](3着内率12.5%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。前走で先行していた馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いと見て良さそうだ。

TCKホームページではより詳しいデータも公開している。

<伊吹雅也>
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著者プロフィール

東京都心部(品川区)にある大井競馬場は「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で1950年の開場以来、都心のレジャースポットとして長年にわたり親しまれています。1986年に日本で初めて実施したナイター競馬「トゥインクルレース」は、東京のみならず、インターネット投票や無料のライブ中継などにより日本全国のナイトライフのレジャーとして受け入れられています。2011年に東京大賞典の国際GⅠ格付けを取得、2021年に世界唯一となる左右両回りコースを導入するなど強い馬づくりのために様々な先進的取組みを展開しております。

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