トータルではセビージャが優位も、近年は全くの五分。「偉大なるダービー」を数字で紐解く

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今週末、セビージャの町は「エル・グラン・デルビー(偉大なるダービー)」一色に染まる。セビージャとベティスによる一戦はヨーロッパで最も白熱するダービーの一つだ。2022年の初頭以降は2勝4分2敗と均衡を保っているが、記録に残っている公式戦143戦の戦績はセビージャが66勝36分41敗、ラリーガ EA SPORTS の108戦に限っても50勝27分31敗と上回っている。

特徴的なのはお互い敵地で重要な勝利を挙げていることだ。セビージャの本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンのこけら落としとなった1958年のダービーはベティスが4ー2で勝利。その翌年にはセビージャが敵地で4ー1と快勝し、リベンジを果たしている。ラリーガ EA SPORTS において最も多くのゴールが飛び交ったダービーは、ベティスが5ー3で競り勝った2018年のピスフアンでの一戦だった。

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公式記録として残っている最初のダービーは3ー3で決着した1928年のコパデルレイのグループリーグだが、両者はそれ以前からローカルなコンペティションで対戦している。両者が初めて対戦したのは1909年2月14日と考えられているが、試合結果は分かっておらず今も両クラブのファンの間で議論され続けている。

セビージャが22ー0で大勝したとされる1918年のダービーについても、歴史家たちの間で100年以上も議論され続けている。この試合では兵役を理由に主力2選手の出場を阻まれたベティスが抗議の意思を示すべく、ユースチームを派遣したと伝えられている。

エル・グラン・デルビーでの歴代最多得点は1930〜40年にセビージャでプレーしたミゲル・ロペス・トロンテギ、1970〜80年にベティスで活躍したフリオ・カルデニョサの7ゴール。21世紀における最多得点は2019年に交通事故で急逝したホセ・アントニオ・レジェスの5ゴールで、イバン・ラキティッチとケビン・ガメイロが4ゴールで続く。彼らセビージャ勢に対し、ベティス側には際立った得点者がいない。

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ダービーの最多出場記録を持つのはセビージャのレジェンド、ヘスス・ナバスで、28試合出場で12勝に貢献。彼に続くのはベティスの英雄ホアキン・サンチェスで、2023年の引退までに27度のダービーに出場、8勝を挙げている。

両クラブのユニフォームを着てダービーを戦った経験を持つ選手は、長い歴史においても10人しかいない。地元セビージャ出身のホアキン・ヒメネス・ポスティゴは1934〜35年にベティスでプレーした後、10年以上もセビージャで活躍。彼は両クラブでリーグ優勝を成し遂げた唯一の選手だ。テネリフェ出身のディエゴ・ロドリゲスは1988年にベティスからセビージャへ “禁断の移籍” を果たした。

直近の例では2022/23シーズン前半にセビージャに所属し、2023年夏から現在までベティスで活躍しているイスコだ。開幕前から離脱を強いられていた彼は前節ジローナ戦で実戦復帰を果たしたばかりだったが、不運にも直前のヨーロッパリーグで再度の負傷に見舞われ、今回のダービーを欠場することになった。

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