【スキー】アルペンスキーW杯スラローム開幕戦レビ、女子は安藤麻・前田知沙樹・渡邉愛蓮の3選手、男子は小山陽平選手が出場

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2025-26 W杯スラローム開幕戦レビ 女子は安藤麻、前田知沙樹、渡邉愛蓮の3選手、男子は小山陽平選手が出場

昨季は2月、3月のシーズン後半W杯で30位、26位と2戦連続でポイントを獲得した安藤麻選手、その実力を今季初戦から発揮してくれることに期待です 【 写真/Giovanni Auletta】

先月25日(土)にオーストリアのセルデンで開幕したアルペンスキーW杯、今週末はフィンランドのレビで男女のスラローム(SL)第1戦が行われます。
15日土曜日の女子SLには、安藤麻(日清医療食品)、前田知沙樹(株式会社村瀬組)、渡邉愛蓮(東海大学)の3選手が出場、16日男子SLには小山陽平(ベネフィット・ワンSC)選手が出場します。

2019年レビからW杯18戦に出場している前田知沙樹選手、今季は2本目進出が期待されます 【写真/Giovanni Auletta】

SNOW JAPAN 女子チームは今季、5月末から6月、オーストリアのヒンタートックスでSLの雪上トレーニング、8月から9月初旬は南半球ニュージーランド、9月末からスイス・サースフェー、10月半ばからはヒンタートックスで雪上練習を行いました。
そして今月頭からレビに移動して2週間、今季W杯SL初戦に備えて練習を積んできました。

昨年のレビは1本目トップのミカエラ・シフリンに+5.98秒で2本目に進めなかった渡邉愛蓮選手、昨季FEC・SLチャンピオン獲得で今季W杯出場権を得ました 【写真/田中慎一郎】

工藤昌巳女子チーフコーチは、ここまで「順調に練習できている」と評価しながら、今季の目標も、W杯スターティングリスト30位以内に入ること、特に安藤麻選手はトップ10に入ること、25人の出場に限られるW杯最終戦に出場することに掲げ、オリンピックシーズンの初戦に臨みます。

レビのW杯はここまで9戦出場して2本目進出は1度だけですが、今季ここまで順調に練習をこなしてきた安藤麻選手、今年はその滑りに大いに期待です 【写真/Giovanni Auletta】

SNOW JAPANのエース、安藤麻選手は今季初戦へ臨むにあたり、
「とにかくまずは今ある自分の力を出すことに集中して、良いシーズンのスタートが切られるように、冷静にアタックができたら良いなと思います。」
レビのコース攻略としては、
「スタート直後からコースの半分くらいまである緩斜面ではとにかくプッシュをすること、また、急斜面からは慌てずに冷静にタイミングやラインをしっかり合わせて最後の緩斜面にスピードを繋げていけたらと思います。」とコメントしてくれました。

ここまでの練習について、「まだまだ改善する点はありますが、ライン取りや板の角度が出せるようになったのは良くなってきたかなと思います。」と語る安藤麻選手、今季初戦から好結果を期待します。

昨季はシーズン初めの怪我の影響でW杯出場は3戦のみだった小山陽平選手、今季は初戦から結果を残すことが求められます 【写真/田中慎一郎】

昨季はレビSL開幕戦前に右足首の前脛腓靭帯(ぜんけいひじんたい)損傷の怪我を負い、W杯出場は年明けからの3戦のみだった小山陽平選手、今季は7月末から43日間に渡るニュージーランド遠征で雪上トレーニング、レースをこなし、9月後半からは主にオーストリア・シュナルスタール、今月頭からはレビに移動して練習を積んできました。

今季のW杯SLの日本チームに与えられた出場枠は現状、国枠の「1」のみのため、チームは8、9日に行われたスウェーデンのFISレース2戦をW杯出場権をかけた「クオリファイレース」として設定しました。
レビから車で4時間移動してレースに臨み、小山陽平選手は相原史郎(小泉スキークラブ)選手と、レビの出場権利をかけて争いました。

結果は3位と4位となった小山陽平選手がともに5位だった相原史郎選手を上回り、権利を獲得しました。
現在、小山陽平選手のFISポイントは日本人トップの16.97、63位で、今季初戦も60番前後の大きなビブでのスタートとなります。(日本人2位は18.84の相原史郎選手で76位)

今季のチーム目標を「W杯スターティングリスト30位以内の選手を一人でも多く出す」こととする河野恭介チーフコーチ、その道のりは険しいと言わざるを得ませんが、出場権を獲得した小山陽平選手は、
「今シーズンワールドカップSL初戦、準備してきた分をしっかり出し切りたいと思います。練習の滑りを100%出してリザルトを残せるように、集中を切らさず攻め切ります。」とコメントしてくれました。

昨年はミカエラ・シフリンがレビ通算8勝目、男子はクレモン・ノエルがレビ初優勝を遂げました。
今年のW杯SL開幕戦は女子15日、男子16日(日本時間午後6時)スタートです。


文:田中慎一郎
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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