<国内男子ゴルフ>愛弟子の5アンダーに励まされ。宮里優作も首位発進。21年連続24回出場の妙。

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「第53回 三井住友VISA太平洋マスターズ」

⛳11月13日ー16日 太平洋クラブ御殿場コース(静岡県御殿場市)7262yard・par70▼13日大会初日

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師匠もまた、弟子の好プレーに励まされていた。

宮里優作(みやざと・ゆうさく)は、「ショットが全体的によくない。やりたいことが全然できない」と、苦しみながらも、5バーディ、ボギーなしの「65」をマーク。

「なんとかバーディチャンスについたやつを入れていく感じだったんですけど、本当に綱渡り。ひとつとして気が抜けない」。

ヒヤヒヤしながら見上げたリーダーボードで、とりわけ目をかけている教え子の名前を見つけた。

山田大晟(やまだ・たいせい)は、2020年の「日本オープン」で、たまたま練習ラウンドで一緒になり意気投合。

さらに翌21年に山田の所属先の相模原ゴルフクラブ(神奈川県)で行われた「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」で正式に練習ラウンドのオファーを受けて以降も師弟関係が続いており、つい先月の“空き週合宿”でもワンポイントアドバイスをしたばかりだった。

「たまたまね。陥りやすいところがあるのでそこだけ注意して。まだ若いので。リズムやルーティンが速くなる。そこだけを守ってもらえるように。本人のいいところばっかりが出るように」と指導したのが、本人にはハマった様子。

「ちょうどボードを見たら5(アンダー)だった」と、山田の好発進に大歓喜。

「このまま行ってくれたら…。自分のことよりそっちが心配」と、愛弟子の健闘を心から願いつつ、「自分も取らないと、で6番バーディ」。
ピンまで188ヤードの左のラフから7番Iで奥3メートルにくっつけ、しっかりと、山田と並ぶ首位発進に成功した。

もちろん、宮里とてこのまま週末の師弟対決は望むところだ。

「きょう5アンダーでも明日は何をするかわからない。落ち着かない。予定も立てられない。1試合1試合、とにかく必死」とジタバタするが、ここ御殿場は、2000年から3年連続アマで出て、2001年に2位。アマVに一歩と迫ると、プロ初出場した2005年から、今年で21年連続24回目の出場だ。

何より経験が活かされる、とも言われる御殿場で、2022年の「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」以来となる首位発進を果たした。
「調子がいいからって5アンダー出るわけじゃないし、調子が悪くてもこうやって5アンダー出ちゃうのがゴルフの難しいところ」と、その妙も、誰より知る。

「もう大きなことはできませんけど、小さなこともできません」と茶目っ気たっぷりに苦笑し、「自分のできることしかやりません!」。
それが、ここでは何にも勝る武器であることも、45歳は誰より知る。
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