「やっぱり因縁のあった相手と、もう一度やりたいという思いがあった」棚橋がラストマッチへ向け熱い意気込み!オカダは「引退が寂しいじゃなく“もうやめてあげてよ”ってぐらいボコボコにしたい」と強硬な姿勢!【11.9会見】
【新日本プロレス】
11月9日(日)17時から『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』の“第3弾”対戦カード発表記者会見がおこなわれ、同大会で現役を引退する棚橋弘至選手と、引退試合の相手を務めることになったオカダ・カズチカ選手が登壇した。
撮影/中原義史
<大会情報>
『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』
2026年1月4日(日) 14:30開場 16:00試合開始
東京・東京ドーム
【新日本プロレス】
「AEWのオカダ・カズチカです。無事に2026年1月4日、棚橋さんの引退試合が決まりましたけども、天龍(源一郎)さんの引退試合した時はなんかこう『昭和のプロレスが終わったな』という感じがしましたけども、棚橋さんと東京ドーム何回もやっていた時は、あの時は平成でしたね。平成のプロレスを終わらせていきたいなと思います。まあ、東京ドームの棚橋弘至を倒すのは手強かったですからね。しっかりと気を抜かずにやっていきたいと思います」
【新日本プロレス】
「あらためまして“新日本プロレス100年に1人の逸材”棚橋弘至です。まず、引退試合の相手を引き受けてくれたオカダに感謝します。ありがとう。ただ、ここ数年ずっと負けてますんで。4連敗かな? 5連敗? ……してますんで。そして何よりレインメーカーとして凱旋してきた時の“レインメーカーショック”の……まあ古い話になりますけどね。あそこから始まった物語ですから。借りも返してないし。
【新日本プロレス】
なかなかこう引退試合で勝って辞めていくっていう選手はいない、少ない。けど、ボク1人知ってますんで。全力を出して、出し切れる相手なんで。『まだまだできるぞ』って思われて辞めるのか、『棚橋もうボロボロだししょうがないな』って思われて辞めるのか。後者にならないように最高のコンディションで臨みます」
【新日本プロレス】
――棚橋さんに伺いたいんですけども、今日の引退試合のカード発表を迎えるまで、いろんな思いというのがあったと思います。そして、昨日のリングでオカダ選手が出てきて、向き合ったときの気持ちというのはどんな思いだったでしょうか?
棚橋「はい、そうですね……。あの、『愛してま~す』のところで曲が変わって、思わずニヤッとしてしまいましたね。自分のこのレスラー人生の中で、つながった縁だと思ったので。あの、うれしかったですよ、はい」
――オカダ選手に伺います。新日本プロレスを離れて1年8カ月ぐらいでしょうか。そのあいだに社長になり、そして引退を発表したという出来事がありました。そうした流れの中での棚橋弘至という選手を、どういうふうにアメリカでご覧になってたのでしょうか?
【新日本プロレス】
オカダ「正直、そんなに見てないというか。まあ、やっぱ僕もアメリカで戦っていくのが精一杯なんで。でもまあ、引退試合の相手は僕しかいないでしょっていう気持ちはありますし、しっかりと棚橋さんを、もう社長業に専念できるように。この棚橋さんの引退試合からのほうがたいへんだと思いますんで、そこから社長としての手腕をしっかり見せてもらえたらいいなと思います」
――これは両選手にお聞きしたいんですけれども、ちょっとヘンな質問になってしまうかもしれないですが、昨日の今日で、今日午前中ちょっと大雨で、それでだんだん晴れてきて、向かう途中までは雨降ってなかったんですけど。ちょっと昨日の今日でそういったかたちで雨が降ってるのは非常に印象深いなと、ちょっと勝手に思ったんですが、お二人は今日 1 日、どういうふうに感じながら、ここまで会見迎えたかというのをお聞かせください。
【新日本プロレス】
棚橋「あの、雨と太陽。僕のね、“太陽の天才児”っていうイメージがあって、太陽、晴れっていうイメージはあったかもしれないですけど。まず、東京ドームにカネの雨を降らしてもらって、そのあと、時間的には夜帯になりますけど、太陽が明るく照らしたようなドーム大会になればっていうイメージですね」
【新日本プロレス】
オカダ「そうですね、僕もちょっと時差ボケで、雨が降ってるのも全然知らなかったんですけども。まあでも、そのあとちょっと今日、外に出たんですけども、まだ雨降ってたかなっていう感じでしたんで。べつになんか太陽も出た感じもせず、ずっと曇ってたような 1日だったのかなと、僕の中で思いますんで。まあ、申しわけないですけど、棚橋さんの引退試合はしっかりとカネの雨降らして、涙の雨もたくさんね、降らしていただけたらなと思います」
――オカダ選手にお伺いしたいんですけれども、新日本プロレスを退団されてからアメリカのAEWで活躍されて、いま統一王座を持っておられますけれども、アメリカに行ってどのように変わったオカダ・カズチカを次、の東京ドームで見せたいというふうにお思いでしょうか?
オカダ「そうですね。やっぱりこう、昨日はちょっと、過去の入場曲であったり、外道さんもいたり。まあ、外道さんも次はね、一緒にいてもらおうかなと思うんですけれども、もうエモさっていうのは終わりかなと思いまして。しっかり次は AEW のオカダ・カズチカを見せたいと思いますし。AEWではね、好き放題やらせてもらってますんで。また違うオカダ・カズチカも、みなさんにお見せできるんじゃないかなと。
【新日本プロレス】
だからその、なんか新日本時代のレインメーカーだっていうイメージは、もう昨日でおしまいかなと。だから本当に、金的しちゃうかもしれないですし、金的してから丸め込んでスリーカウントで、情けなく終わってもらうこともあるかもしれないですし。まあ、そこはどんな戦いをしてるか気になるかたは、ぜひAEWを見てもらってですね。そんなAEWで僕がこの 1年、約 2年弱ぐらいですね、やってきたものをまた、見ていただけたらいいなと思います」
――棚橋選手に質問なんですけれども、引退を発表されてから、この 2026年の1月4日を迎えるにあたって、ご自身の引退試合の相手というのを、これまで今日発表されるまでに、どういうふうに考えて、どんなふうに、どんな相手を思い浮かべて過ごしてらっしゃったのか、そのあたり、おっしゃれる範囲で教えていただけますか?
【新日本プロレス】
棚橋「え~、そうですね。あの、やっぱりいろんなパターンが、引退試合っていうのはあるかなと思って。 まあその、所属選手と、若い選手とやって、そういった思いをつなぐとか。それともやっぱ話題性を意識して、するのかっていう、いろいろ選択肢はありましたけども。やっぱり僕はその、因縁のあった相手と、もう一度やりたいっていう思いがありましたので、そうするとやっぱり絞られてくるんですね。そういった中で、決めました」
――オカダ選手に伺いたいんですけど、最初にこの話をもらったときの気持ちと、もらったのがいつぐらいかっていうのを教えていただきたいです。
【新日本プロレス】
オカダ「まああの、僕がお話もらって、『まあ、俺しかいないよね』っていう感じでしたし。本当に棚橋さんと引退試合にかぎらずですね、やっぱ戦いたかった人ってたくさんいると思うんですよ。本当に日本だけにかぎらず、AEWでもたくさんいますし、その人たちのぶんも、代わりではないですけど、その人たちのぶんもしっかりと棚橋弘至を倒したいなという感じですね。いつ話してもらったか、外道さん聞いてください、はい」
――お二人にお伺いしたいんですけれども、お二人は過去、1.4東京ドームのメインイベントで3回シングルマッチを戦っております。で、今回は1.4ドームという意味では4回目になるんですけれども、過去の1.4ドームと今回、どういった違いを見せたい、もしくはどういった違う光景を見たいかというのをお伺いしたいんですけれども。
【新日本プロレス】
棚橋「え~、そうですね。トータルでは(オカダに)だいぶ負け越してて。もう、残り試合じゃ逆転はできないんですけども、こと東京ドームに関しては(自分が)2勝1敗と、分がいいというデータがありますので。これで並ばれるのは、嫌なんで。しっかり勝ってっていうイメージです」
【新日本プロレス】
オカダ「そうですね。やっぱり僕の、自分の中でのベストバウトというか、絶対一番忘れられない試合っていうのは、棚橋さんに東京ドームで勝った試合なので、それを上回れるように、しっかりといい試合をしてですね、東京ドームを楽しみたいなと。それだけお客さんも来てくれると思いますし。いろんな意味でみなさんを泣かせたいなと。あの引退が寂しいじゃなく『もうオカダ、やめてあげてよ』っていうぐらい、ボコボコにしたいなと思います」
――棚橋選手にお伺いしたいんですけれども、先ほどオカダ選手から天龍さんとの引退試合が、昭和プロレスが終わった試合で、棚橋さんとの試合で平成のプロレスを終わらせたいという発言がありました。そのオカダ選手の発言に対して、棚橋さんはどのようにお考えですか?
【新日本プロレス】
棚橋「う~ん、あの……、平成を背負ってたんだなっていう(笑)。あらためて、そんなん言ってくれてうれしいですね。ただ、僕を超えていった選手っていうのはいっぱいいて、もう引導はもらいすぎたんで。もう在庫はあるので、引導はもういらないですね、はい」