佐賀の2歳重賞は小柄な牝馬に注目!サキドリトッケン重賞3連勝なるか/佐賀・カペラ賞データ分析
11月9日佐賀4レース 17時25分発走予定
2歳たちによる重賞は佐賀では3レース目。九州ジュニアチャンピオン、ネクストスター佐賀と続き、両レースが短距離1400mに対し、当レースは1800mと長めの距離だ。
ここでは2015年~24年の過去10回に加え、現行と同じ1800mで行われるようになった18年以降過去7回のデータを元に分析する。
1番人気の連対率80%
なお、1番人気が4着以下だったのは20年アルティマソウル5着と22年ミヤノウッドリー6着。その2回はいずれも3連単万馬券だったほか、24年も1番人気→9番人気→3番人気の順で5万570円だった。
2歳重賞は牝馬! 7勝で優勢
馬体重から見た牡馬・牝馬の好走例
[表3-1]は牝馬の馬体重別成績。上位入着の頭数が最も多いのが400kg台前半の、やや小柄なタイプとなっている。
一方で、[表3-2]は牡馬の馬体重別成績。性別による平均体重の違いから、牡馬で好走頭数が多いのは400kg台後半。500kg台で勝利のある1頭は23年ウルトラノホシで519kgだった。同馬はこのあと船橋・ブルーバードカップJpnIIIで4着に入るなど大舞台でも活躍した。
逃げ・先行の内枠か、外枠の差し
このコースは、向正面に入ったところからスタートし、コースを1周半する。
最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠は好スタート・好ダッシュをつけられる方が望ましい。それを表すかのように、1番枠と2番枠から3着以内に入った6頭中3頭が逃げ、残る3頭も5番手以内につけていた。
一方で外枠の10番枠からは上位入着した4頭中3頭が差し・追い込みだった。
脚質別成績は枠との相関アリ
差しも3着内率25%といい数値。ではどのくらいの末脚が使えればいいかについては次項で触れる。
差し・追込は39秒未満の末脚
データからの推奨馬は?
②400kg台前半の牝馬
③400kg台後半の牡馬
④逃げ・先行で1~3番枠
⑤差し・追い込みで上がり3ハロン39秒未満を出した実績
1番人気に想定されるのは重賞連勝中のサキドリトッケン。重賞2勝とも小差ではあるが、しっかり勝ち切った。
前走は不安視された内枠もこなしての勝利で、今回も同枠からとなるが問題ないだろう。2走続けて中団から上がり3ハロン39秒未満の末脚を使えている。また、前走の馬体重は441kgという牝馬。
①②⑤に該当。
同馬相手に前走2着に粘ったのはプレアレジェンド。
500kg超えの牡馬だが、九州ジュニアチャンピオン4着から前進を見せた。
①に当てはまる。
モーモーゴールドは先行からの粘り込みで安定した成績を残す。
2走前には上がり3ハロン37秒5で勝利。
前走485kgの牡馬だ。
③と位置取り次第では⑤にも該当。
ピックアップラックはデビュー戦後にひと息入れ、4着を挟んで2連勝中。重賞は今回が初出走となる。
前走は上がり3ハロン38秒7で差して勝利。ただ、走破タイムはあと2秒ほど詰めたいところ。前走493kgの牡馬。
③⑤に該当。
④の該当馬は不在だったが、徐々にスタートが良化中のサキドリトッケンが先行すればここに当てはまる可能性もある。
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「Number」「netkeiba.com」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ