【重賞見どころ・みやこS】帝王賞2着アウトレンジ&6戦5勝ダブルハートボンド、大久保厩舎2頭が主役

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帝王賞2着のアウトレンジ、ここを勝っていざGIへと挑みたい 【S.Okada】

【みやこステークス(GIII)】11月9日(日)京都競馬場1800mダート

 GIチャンピオンズカップに向けたステップレース。ここを勝って下半期ダート王決定戦に名乗りを挙げるのはどの馬か。
 登録馬16頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(11月4日19時50分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・アウトレンジ(牡5=栗東・大久保龍志厩舎)1188pt
2走前のGIII平安Sで重賞2勝目を挙げると、続く前走のJpnI帝王賞ではミッキーファイトにクビ差と迫る2着に好走した。ミッキーファイトのJBCクラシックでの強さを見れば、この馬の能力も相当なモノ。昨年は同レース2着だったが、今年はそれ以上の結果を出してGI獲りへ大きな弾みをつけたい。

・ダブルハートボンド(牝4=栗東・大久保龍志厩舎)862pt
前走のJpnIIIブリーダーズGCで2着と、デビュー以来6戦目で初めて土がついたものの、初の重賞挑戦で2着、しかもオーサムリザルトに先着したのだから価値の高い一戦だった。牡馬相手の重賞でも見劣らない素質馬。米BCクラシックを制した坂井瑠星騎手とのコンビにも注目だ。

・ロードクロンヌ(牡4=栗東・四位洋文厩舎)846pt
4連勝でOP入り後、GIIIマーチS3着、GIII平安S2着、GIIIエルムS2着と、ここ3戦続けて重賞でも好走している。確かにあと一歩届かないもどかしさはあるものの、どんな相手にでも力を発揮する安定感は信頼できる。今度こそ突き抜けたい。

・ペリエール(牡5=美浦・黒岩陽一厩舎)553pt
3歳時にGIIIユニコーンSを制した素質馬だが、その後は勝利が遠ざかった。しかし、7月函館1700mの大沼Sで久々の1着を決めると、続く札幌1700mのGIIIエルムSも突き抜けて重賞2勝目。再び上昇気流に乗ってきた。今回はさらに距離延長の1800mがポイント。目下の勢いで克服したい。

・ラムジェット(牡4=栗東・佐々木晶三厩舎)496pt
昨年はGIIIユニコーンS、JpnI東京ダービーを快勝して世代トップの1頭となった。その後は勝ち鞍がないものの、サウジ、ドバイにも遠征するなど世界の強豪たちと戦ってきた経験が生きてくるはず。久々の中央の舞台で改めてその能力を発揮したい。

(文・森永淳洋)
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