【重賞見どころ・アルゼンチン共和国杯】ローシャムパークが喉手術、59.5kg乗り越え復活なるか
【アルゼンチン共和国杯(GII)】11月9日(日)東京競馬場2500m芝
登録馬19頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(11月4日19時50分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示
・ホーエリート(牝4=美浦・田島俊明厩舎)1421pt
昨年すでにGIIIフラワーC2着の実績があったが、今年初戦の3勝クラス・迎春Sを快勝してOP入りすると、GIII中山牝馬S2着、今回と同じ東京2500m芝のGII目黒記念でも牡馬に交じって2着と着実にパワーアップしている。休み明けの前走GIIオールカマーも5着とまずまずの内容。2走目の上積みで待望の初重賞タイトルを狙う。
・レーベンスティール(牡5=美浦・田中博康厩舎)1062pt
昨年のGIIオールカマーなど重賞4勝。近走は気性面の課題が出てしまったか低迷していたものの、前走のGII毎日王冠で鮮やかな復活Vを飾った。やはりまともに走れば能力は高い。ただ、ここは登録のみで回避し、2週後のGIマイルチャンピオンシップに向かう公算が高い模様。もし出走してくれば当然、有力候補の1頭だが……。
・スティンガーグラス(牡4=美浦・木村哲也厩舎)915pt
中山2500m芝の2勝、3勝クラスの特別戦を連勝して臨んだ2走前のGII目黒記念は、2番人気に支持されながら11着。だが、仕切り直しの7月函館・リステッド競走の札幌日経賞を快勝し、再び素質の高さをアピールした。半姉は2歳女王ダノンファンタジー。重賞ではまだ結果が出ていないものの、通用する能力を持っているはずだ。
・ディマイザキッド(牡4=美浦・清水英克厩舎)792pt
3歳時にはGIII共同通信杯で4着。年明けから連勝してOP入りを果たすと、ここ2戦はGIII函館記念4着、GII毎日王冠は上がり最速の脚で4着と重賞でも善戦するまでに力をつけてきた。ハンデも56kgと手ごろだが、距離延長となる初の2500mへの対応が鍵となりそうだ。
・ローシャムパーク(牡6=美浦・田中博康厩舎)707pt
豪州GIクイーンエリザベスSで6着、GI宝塚記念でも15着とここ2走の不振の要因であった喉の疾患を手術。その効果を期待したい。休み明けでトップハンデ59.5kgは簡単な条件ではないが、GI大阪杯2着、米GIブリーダーズカップターフ2着の実績・実力はともにここで最上位だ。
(文・森永淳洋)
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