レアル・ベティスはホームで日本代表浅野拓磨が所属するマジョルカを3-0で下し、ヨーロッパリーグへ向けて弾みをつけた。

試合は序盤から動き、9分にアントニーが左足のミドルシュートを突き刺してベティスが先制。その後もマジョルカに主導権を握られながら、ベティスは効率的にチャンスを活かした。

34分には再びアントニーがカットインから得意の左足でゴールネットを揺らし、続く36分にはアントニーの折り返しをアブデが押し込んで3点目。前半のうちに勝負を決めた。

後半、マジョルカはボールを支配し反撃を試みたが、ベティス守備陣の集中は途切れず。終盤にはアントニーがハットトリックのチャンスを迎えたものの、GKベルグストロームの好守に阻まれた。

この結果、ベティスはリーグ5位に浮上。アントニーは2得点1アシストとチームを勝利へ導き、次戦のヨーロッパリーグ・リヨン戦に向けて最高の形で勢いをつけた。