マンチェスター・シティはエティハド・スタジアムで行われたプレミアリーグ、ボーンマス戦を3-1で制し、2位に浮上。

ハーランドの見事な2得点と、ニコ・オライリーの鮮やかな後半のフィニッシュで勝負を決め、順位表で相手を上回った。

ボーンマスは前半半ば、タイラー・アダムスのゴールで一時同点に追いついた。

ハーランドはイングランドでの4シーズン目にして、プレミアリーグ通算100ゴールまであと2点に迫った。

また、マンチェスター加入後ケガの影響で出遅れていたライアン・シェルキは、リーグ戦2試合目の先発でハーランドの2得点をいずれもアシストした。

試合開始直後、ボーンマスがシティのゴールネットを揺らしたが、ストライカーのエリ・クルピがオフサイで無効。

警戒を強めたシティは反撃に転じ、17分、ライアン・シェルキの巧みなヘディングパスからハーランドが抜け出し、冷静にペトロヴィッチの股下を抜いて先制する。

しかしリードは長く続かず、8分後にはジャンルイジ・ドンナルンマのパンチングのこぼれ球にいち早く反応したアダムスが押し込み、同点に。

しかし33分には再びシェルキがスルーパスでハーランドをお膳立て。ノルウェー人ストライカーはペトロヴィッチをかわし、ボールを流し込んで再びリードを奪った。

続けてニコ・オライリーのシュートがゴールライン上でクリアされ、ハーランドの追加点もペトロヴィッチの好セーブに阻まれた。

後半に入ると、ドンナルンマがクルピのシュートをポスト際でセーブ。その後、60分にオライリーがペナルティエリアに進入してファーポストへ正確なシュートを決め、勝負あり。

試合終了間際にはロドリが約1か月ぶりにピッチへ復帰。追加点は生まれなかったが、シティは貴重な勝点3を手にし、ボーンマスは開幕節以来の黒星を喫した。