Anker フロンタウン生田の出前授業 レゴ®ブロックで理想の町を作ろう!

川崎フロンターレ
チーム・協会

【©KAWASAKI FRONTALE】

10月16日(木)、川崎市立生田小学校にて多摩区にゆかりのある川崎フロンターレ(Anker フロンタウン生田)と多摩区が連携して、区内の小学校を対象に行っている「多摩区SDGs地域連携推進事業(出前授業)」を実施した。「地域」をテーマに、レゴ®ブロックを使用して自由な発想でまちづくりを考えてもらった。遊び心のある子どもたちは、どんな町を作ったのだろうか。

「子どもたちと一緒に多摩区のことを考えていきたい」

1人1枚の土台にどんなものが作られていくのだろうか 【©KAWASAKI FRONTALE】

出前授業とはSDGsの達成期限である2030年を見据え、多摩区にゆかりのある市民団体・企業・大学などが、子どもたちに学びを創出することを目的に行っているもの。そこへ多摩区にあるAnker フロンタウン生田(以下:フロンタウン生田)が加わることになった。

フロンタウン生田が完成したのは2年前。当時はオープンしたばかりということもあり施設内でのイベント開催などしかできていない状況だったが、「もっと多摩区をいい町にしていくためにはどうしたらいいんだろう」とスタッフの出口陽介さんが思ったとき、頭に浮かんだのが大人も含めて子どもたちと一緒に自分たちが住んでいる地域の未来を考えていきたいということだった。

「フロンターレは地域貢献活動が一番の特徴。スタジアムに応援に行く、行かない関係なく地域の方々にとってフロンターレが身近な存在なることが大切です。私たちフロンタウン生田も多摩区の方々に寄り添いながら働いていきたい想いがあるからこそ、子どもたちと一緒に多摩区のことを考えていきたいんです」

自由な発想で理想の町を

©KAWASAKI FRONTALE 【植物を土台に敷き詰めていく】

そして多摩区の協力で今年からSDGsをテーマに小学校に出前授業へ。過去3回は廃材を使ってキーホルダーを作成したが4回目となる今回はレゴ®ジャパンの協力のもと、地域をテーマに、レゴ®ブロックを使用して自由な発想で自分の町を作った。

生田小学校の6年生は総合学習で多摩区・生田の自慢できること、誇りに思うところを調べているそうで、その学習を生かしながらレゴ®ブロックを組んでいった。子どもたちの多くに共通していたのは「自然と平和」。自然が豊かで大きな木やカラフルな花を並べ、治安維持のために警察を配備させるなど自由な発想のなかに自分が住んでいる場所の理想を形にしていっていた。クラス担任の柴田尚希さんは、そんな子どもたちの姿を見て目を細めていた。

「いま総合の学習では、まちづくりというテーマで生田のよりよい未来を考えていく授業をやっています。そのなかで今回はレゴ®ブロックを楽しみながら生田のよりよい未来を考えることができたので、より学びや考えを重ねていけるのではないかと思っています」

【©KAWASAKI FRONTALE】

実際に参加した子どもたちは悩みながらも創造力のある発想から様々な作品を作り上げ、最後はクラス全員が作ったレゴ®ブロックの作品をつなげて理想とする町が完成。友達がどんなものを作ったのか話を聞いて学んでいる様子も印象的だった。

「すごく楽しかったです。こういう町になっていってほしいなと思って作りました。自分が住んでいる生田は自然が豊かでサッカー場がたくさんあって、近所の人とも挨拶してあたたかくてみんなが楽しめる町であってほしい。友達のいろいろな考えも知ることもできたのですごく楽しくできました」(児童)

警察官とパトカーをイメージしたものだそう 【©KAWASAKI FRONTALE】

授業の先生として教壇に立ったフロンタウン生田の出口さんもあらためて感じることがあったそう。

「今日感じたのは子どもたちが生田の自慢できることを調べてくれていたこと。そのうえでどんなものを作るんだろうなと思っていましたが、全然違う子も多くいました。調べるだけでなく自分の手で作るとなったときに発想が膨らむんだなと。遊び心は大切なんだと思いました。フロンタウン生田が2年前にできてから多摩区やいろんな団体さんと一緒に町を活性化させていこうという動きもあるので、小学生の考えを取り入れながら遊び心のある町にできたらと思っています」

頭のなかで自分の理想を考えるのではなく、それを形にしてみる。そうすることによって「自分たちが社会を作っていく」という気持ちをもつ一つのキッカケにもなるだろう。そのうえで学年主任の菊池哲哉さんが「いい刺激になったと思います。また自分たちがこういう町にしたいと考えたときに課題や問題点も同時に見えてくると思います。その課題を見つけて町をよりよくしていく発想になっている子もいるのかなと」と話すように、今後の学習に深みが出てきそうだ。

【©KAWASAKI FRONTALE】

【©KAWASAKI FRONTALE】

1人ひとりが作ったものを組み合わせたクラス理想の町 【©KAWASAKI FRONTALE】

全3クラスの作品を合わせた理想の町 【©KAWASAKI FRONTALE】

今後も継続して行っていく出前授業。フロンターレ、フロンタウン生田は地域を作り上げていく子どもたちと一緒に多摩区の未来を考えていく。

(取材:高澤真輝)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

神奈川県川崎市をホームタウンとし、1997年にJリーグ加盟を目指してプロ化。J1での年間2位3回、カップ戦での準優勝5回など、あと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたことから「シルバーコレクター」と呼ばれることもあったが、クラブ創設21年目となる2017年に明治安田生命J1リーグ初優勝を果たすと、2023年までに7つのタイトルを獲得。ピッチ外でのホームタウン活動にも力を入れており、Jリーグ観戦者調査では10年連続(2010-2019)で地域貢献度No.1の評価を受けている。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント