Anker フロンタウン生田の出前授業 レゴ®ブロックで理想の町を作ろう!
「子どもたちと一緒に多摩区のことを考えていきたい」
フロンタウン生田が完成したのは2年前。当時はオープンしたばかりということもあり施設内でのイベント開催などしかできていない状況だったが、「もっと多摩区をいい町にしていくためにはどうしたらいいんだろう」とスタッフの出口陽介さんが思ったとき、頭に浮かんだのが大人も含めて子どもたちと一緒に自分たちが住んでいる地域の未来を考えていきたいということだった。
「フロンターレは地域貢献活動が一番の特徴。スタジアムに応援に行く、行かない関係なく地域の方々にとってフロンターレが身近な存在なることが大切です。私たちフロンタウン生田も多摩区の方々に寄り添いながら働いていきたい想いがあるからこそ、子どもたちと一緒に多摩区のことを考えていきたいんです」
自由な発想で理想の町を
生田小学校の6年生は総合学習で多摩区・生田の自慢できること、誇りに思うところを調べているそうで、その学習を生かしながらレゴ®ブロックを組んでいった。子どもたちの多くに共通していたのは「自然と平和」。自然が豊かで大きな木やカラフルな花を並べ、治安維持のために警察を配備させるなど自由な発想のなかに自分が住んでいる場所の理想を形にしていっていた。クラス担任の柴田尚希さんは、そんな子どもたちの姿を見て目を細めていた。
「いま総合の学習では、まちづくりというテーマで生田のよりよい未来を考えていく授業をやっています。そのなかで今回はレゴ®ブロックを楽しみながら生田のよりよい未来を考えることができたので、より学びや考えを重ねていけるのではないかと思っています」
「すごく楽しかったです。こういう町になっていってほしいなと思って作りました。自分が住んでいる生田は自然が豊かでサッカー場がたくさんあって、近所の人とも挨拶してあたたかくてみんなが楽しめる町であってほしい。友達のいろいろな考えも知ることもできたのですごく楽しくできました」(児童)
「今日感じたのは子どもたちが生田の自慢できることを調べてくれていたこと。そのうえでどんなものを作るんだろうなと思っていましたが、全然違う子も多くいました。調べるだけでなく自分の手で作るとなったときに発想が膨らむんだなと。遊び心は大切なんだと思いました。フロンタウン生田が2年前にできてから多摩区やいろんな団体さんと一緒に町を活性化させていこうという動きもあるので、小学生の考えを取り入れながら遊び心のある町にできたらと思っています」
頭のなかで自分の理想を考えるのではなく、それを形にしてみる。そうすることによって「自分たちが社会を作っていく」という気持ちをもつ一つのキッカケにもなるだろう。そのうえで学年主任の菊池哲哉さんが「いい刺激になったと思います。また自分たちがこういう町にしたいと考えたときに課題や問題点も同時に見えてくると思います。その課題を見つけて町をよりよくしていく発想になっている子もいるのかなと」と話すように、今後の学習に深みが出てきそうだ。
(取材:高澤真輝)
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