アトレティコ・デ・マドリー、後半の3発でセビージャを撃破!
立ち上がりはセビージャが積極的にプレスをかけ、アトレティコのビルドアップを阻止。両チームともにチャンスを作りながらも、精度を欠いてスコアは動かなかった。
アトレティコはセルロートがポストプレーで存在感を見せ、ニコ・ゴンサレスやアレックス・バエナが前線を活性化。しかし、前半37分のニコのシュートはポストを直撃。さらに終了間際にはアルバレスがペナルティを訴えたが、判定はノーファウルとなった。
一方のセビージャも、イサク・ロメロやルベン・バルガスが積極的に仕掛けたものの、GKオブラクの堅守に阻まれ、前半は0-0で折り返した。
後半開始直後、セビージャはニアンゾーとグデリを投入し流れを変えようと試みるが、アトレティコが主導権を奪い返す。
64分、ヒメネスへのニアンゾーのファウルがVARの結果PKと判定され、フリアン・アルバレスが冷静に決めて先制点。久々の得点で、チームに勢いを与えた。
先制後、シメオネ監督はアルマダとギャラガーを投入。これが見事に的中する。
77分、ジュリアーノ・シメオネがマルカンからボールを奪い、右サイドを突破して折り返し。走り込んだアルマダが無人のゴールへ流し込み追加点。
試合終盤には途中出場のグリーズマンが、アルマダのパスを受けて右足で豪快に決め、3-0と勝負を決定づけた。
この勝利でアトレティコは勝点22に伸ばし、チャンピオンズリーグ圏内の順位争いでバルセロナを追走。ホームでの安定感を再び示した。
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