ドルトムント戦は0:1で悔しい敗戦に【1. FCケルン】
前半はケルンがチャンスを多く作ったものの、後半はドルトムントが主導権を握る展開に。ティモ・ヒューバースが膝の重傷で担架で運ばれ、すでに交代枠を使い切っていたためケルンは10人で戦うことに。それでも粘り強く守り続けたが、96分にマキシミリアン・バイアーのシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれ、勝ち点を目前で逃した。
ニコ・コヴァチ監督は、コペンハーゲン戦から先発を4人変更。ヤン・クート、ジョーブ・ベリンガム、ユリアン・ブラント、マキシミリアン・バイアーに代わって、ユリアン・ライアーソン、パスカル・グロス、カーニー・チュクエメカ、カリム・アデイェミを起用。
一方、ルーカス・クヴァスニオク監督率いるケルンもアウクスブルク戦から4人を入れ替え。ジョエル・シュミート、ドミニク・ハインツ、ヤン・ティールマン、ルカ・ヴァルトシュミットに代えて、ジェンク、デニス・フセインバシッチ、マリウス・ビュルター、サイード・エル・マラがスタートに名を連ねた。
ケルンはカウンターからチャンスを狙い、19分にはエル・マラが抜け出したが、シュートは枠を捉えきれず。彼とヤクブ・カミンスキの連携は鋭かったが、最後の決定力を欠いた。
一方のドルトムントは、右サイドのアデイェミが再三仕掛け、ジェンクをかわしてゴール前へ。だがマーヴィン・シュヴェーベが見事なセーブで立ちはだかり、前半はスコアレスで折り返した。
後半はドルトムントが圧力を強め、シュヴェーベが次々とビッグセーブを披露。セフロ・ギラシのボレー、フェリックス・ネメチャのミドルを立て続けに防ぎ、チームを救った。
しかし85分、ヒューバースが膝を負傷してピッチを後にし、ケルンは10人に。守備陣が必死に耐えたものの、アディショナルタイムの96分、途中出場のバイアーのシュートがディフレクトしてネットを揺らし、土壇場で失点。ケルンは惜しくも勝ち点1を逃した。
ケルンはこの試合を皮切りに過密日程へ突入。次は10月29日(水)20時45分キックオフのDFBポカール2回戦で、ホームのラインエネルギー・シュタディオンにバイエルン・ミュンヘンを迎える。
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