ドルトムント戦は0:1で悔しい敗戦に【1. FCケルン】

1.FCケルン
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【©︎1FCKoeln】

1. FCケルンは土曜夜、ボルシア・ドルトムントとの一戦で終盤に痛恨の敗戦を喫した。8万人を超える超満員のスタジアムにケルンから8000人が尾上ねんに駆けつけた。

前半はケルンがチャンスを多く作ったものの、後半はドルトムントが主導権を握る展開に。ティモ・ヒューバースが膝の重傷で担架で運ばれ、すでに交代枠を使い切っていたためケルンは10人で戦うことに。それでも粘り強く守り続けたが、96分にマキシミリアン・バイアーのシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれ、勝ち点を目前で逃した。

ニコ・コヴァチ監督は、コペンハーゲン戦から先発を4人変更。ヤン・クート、ジョーブ・ベリンガム、ユリアン・ブラント、マキシミリアン・バイアーに代わって、ユリアン・ライアーソン、パスカル・グロス、カーニー・チュクエメカ、カリム・アデイェミを起用。

一方、ルーカス・クヴァスニオク監督率いるケルンもアウクスブルク戦から4人を入れ替え。ジョエル・シュミート、ドミニク・ハインツ、ヤン・ティールマン、ルカ・ヴァルトシュミットに代えて、ジェンク、デニス・フセインバシッチ、マリウス・ビュルター、サイード・エル・マラがスタートに名を連ねた。

ケルンはカウンターからチャンスを狙い、19分にはエル・マラが抜け出したが、シュートは枠を捉えきれず。彼とヤクブ・カミンスキの連携は鋭かったが、最後の決定力を欠いた。

一方のドルトムントは、右サイドのアデイェミが再三仕掛け、ジェンクをかわしてゴール前へ。だがマーヴィン・シュヴェーベが見事なセーブで立ちはだかり、前半はスコアレスで折り返した。

後半はドルトムントが圧力を強め、シュヴェーベが次々とビッグセーブを披露。セフロ・ギラシのボレー、フェリックス・ネメチャのミドルを立て続けに防ぎ、チームを救った。

しかし85分、ヒューバースが膝を負傷してピッチを後にし、ケルンは10人に。守備陣が必死に耐えたものの、アディショナルタイムの96分、途中出場のバイアーのシュートがディフレクトしてネットを揺らし、土壇場で失点。ケルンは惜しくも勝ち点1を逃した。

ケルンはこの試合を皮切りに過密日程へ突入。次は10月29日(水)20時45分キックオフのDFBポカール2回戦で、ホームのラインエネルギー・シュタディオンにバイエルン・ミュンヘンを迎える。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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