【千葉ロッテ育成2位】最速153km/h右腕「髙橋快秀」を徹底解説!【高卒2年目の才能開花】

徳島インディゴソックス
チーム・協会

【徳島インディゴソックス】

プロフィール

【徳島インディゴソックス】

ふりがな:たかはし かいしゅう
背番号:23
出身:香川県
生年月日:2005年12月21日
身長:178cm
体重:80kg
投/打:右/右
経歴:多度津高

ノビのある直球とキレの良い変化球で勝負する19歳右腕。5月14日の読売ジャイアンツ(2軍)との交流戦では先発として、5回6奪三振無失点と好投を見せアピールした。
プレイヤータイプとしては似たピッチングフォームから読売ジャイアンツ・戸郷翔征投手をイメージする。

中学時代から速球派投手として知られており、県内強豪校などの選択肢から「自分に合っている」という前川正勝監督が指揮する多度津高校へ進学。高校時代のトレーニングで直球の最速は146km/hをマークし、NPBが注目する存在に。3年夏は1回戦でNPB6球団が視察する中で完投勝利。その後は3回戦で悔しい敗戦。
NPBに行きたい思いが強く、大学などの誘いを断りNPB一本で勝負するもドラフト会議で指名漏れ。野球をやめようと思っていたところ、徳島インディゴソックスとの縁があり上位指名選手を多く輩出しているチームでもう一度、1からNPBを目指すことを決めた。

入団最初に行われる測定会では全ての種目で最下位だったものの、この2年間ウエイトや自主練に励み、最速は153km/hと高校時代から7km/h更新した。また昨年の8試合登板に対し、2年目となる今シーズンは合計20試合に登板。7月19日の高知FD戦では自己最長の8回110球を投げるなど長いイニングを投げ抜く体力も培ってきた。今シーズン全体では69回1/3を投げ7勝、39奪三振、防御率は2.86(リーグ2位)と先発の柱として経験を積む一年となった。

基本成績

【徳島インディゴソックス】

髙橋のこれまでの成績をまとめたものがこちら。昨季と違い、今季はチームの主力選手としての活躍を求められたシーズンで、20試合13先発に登板。終わってみれば、防御率2.86はリーグ2位の数字で、7勝はリーグ4位(チーム2位)と結果で高いポテンシャルの片鱗を見せた。

特に、球速の面では最速153㎞/hを計測。高校での最速が146㎞/hであり、150㎞/h到達が期待されるも、1年目の昨季は最速149km/h止まり。オフにウエイトトレーニングを中心にビルドアップに取り組むと、体重も大幅に増加し、72㎏から80㎏まで増量。2年間で最速を7km/hもアップさせることに成功した。

安定感のある髙橋の投球のポイントの1つが「四球」の少なさにある。対戦打者への四球の割合を表すBB%は「6.6%」であり、40イニング以上投げた投手の中で2番目に少ない。しっかりと打者に立ち向かうピッチングができる実戦的なタイプだ。

NPB相手にも多くの試合で登板。5月の読売ジャイアンツ3軍戦では、先発として5回6奪三振0失点と好投を披露。またソフトバンク3軍戦でも、3回0失点や5回3失点など自分のピッチングでアピールし、勝ち星をあげている。ほかにも広島東洋カープ2軍戦でも2回1安打0失点と好投。さらに、中止となった阪神タイガース(ファーム)戦でも先発を任せられ、3回を投げるなど様々な試合で同世代のNPBプレイヤーを相手に力を示した。

球種別スタッツ

SwStr% = 空振り数/全投球数 (一般的な「空振り率」) 、Whiff% = 空振り数/スイングした投球数 【スポナビより独自集計】 【徳島インディゴソックス】

髙橋の投球をさらに球種別に見ていこう。ストレート中心にキレのあるスライダーで勝負するのが基本的なスタイル。どちらも62~63%のストライク率であり、ストライクを取るのに苦労するタイプではないことが改めてわかる。

球速帯

【徳島インディゴソックス】

髙橋の持ち球の球速帯はこのようになる。ストレート(青)の平均球速は144.9km/hだが、140km/h台後半のストレートも多く、不調だった時期の140㎞/h以下のストレートがなければ、もっと速い球速でストレートが安定したはず。
スライダーやカットボールなど曲げる系の球種は120㎞/h前半から130㎞/h後半と広い球速帯で緩急をつけて投げ込んでくる。

◎データが導く!ストロングポイント!

徳島での活躍についてテーマを設定し、さらに深掘りしていきたい。今回のテーマは「球速」だ。

【髙橋快秀 ストレート球速】
2024年 最速149km/h 平均142.5km/h
2025年 最速153km/h 平均144.9km/h

入団から2年でストレートの最速は146㎞/hから153㎞/hまで7km/hアップに成功。平均球速で見ても、昨年から2km/h程度アップした。昨季はストレートで勝負するよりもスライダーで勝負する場面が多く見られたが、今季はストレートの球速が上がり、ストレートでも勝負する場面が増えたことで、より投球に力強さが出た。

【徳島インディゴソックス】

ただ、ドラフト1位指名を目標に掲げた今シーズンだったが、決して簡単なシーズンではなかった。上図は今季のシーズン中の登板ごとの各球種の球速をグラフにしたもの。3試合ほどすべての球速データがなかったため、除外されている。

オープン戦から調子が上がらず、コンディションを再調整。復調しシーズン序盤から150㎞/h台を計測し自己最速を更新するも、シーズン中も球速が低下した時期があった。練習の地道なドリルやフォームの修正などで自身のピッチングと向き合いながら、成長を積み上げた2年目シーズンだった。

また、ストレートの球質はジャイロ成分が多く、特徴的なボールを投げる。そのため、ゴロアウトが多く、打球の57%がゴロ。打球のゴロ割合のリーグ平均は50%前後であり、規定投球回に達した投手の中でも屈指の割合の多さである。

☆ステップアップ!1軍への道!

高い期待や理想と向き合いながらスケールアップに取り組んだ今シーズン。先発投手として長いイニングを投げる機会もあり、NPB相手にも好投するなど多くの経験を積んできた。夏場には8回まで投げ抜いた試合もあった。まだまだ20歳と若く、成長途中。NPBの環境で厳しく鍛えられれば、さらに一回りも二回りもレベルアップするはずだ。成長した姿で堂々と胸を張って1軍のマウンドで腕を振る日を楽しみにしたい。

データ担当 
中俊輔(@SNaka99400680)
【球団よりお知らせ】
徳島インディゴソックスでは2020年シーズンより
SNSやYouTubeをはじめとした広報活動を
学生インターンの皆さんと共に行ってまいりました。
来シーズンもチームを一緒に盛り上げてくださる学生を募集いたします。
↓詳しくはこちらのnoteをチェック!↓
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

徳島インディゴソックスは、四国アイランドリーグplusに所属するプロ野球独立リーグの球団です。球団ミッションに「徳島から夢追う人を増やす」を掲げ、現在10年連続NPBドラフト指名選手輩出中!YouTubeではホームゲーム全試合実況生中継!

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント