保護者視点で考える運動部活動の地域展開
中学校期の運動部活動の活動状況と本人・保護者の希望
週あたりの活動日数をみると、実際の活動状況(以下、実状)、本人希望、保護者希望いずれも「5日」の割合が最も高く、それぞれ46.0%、36.6%、35.9%であり、本人・保護者希望は実状よりも低い。一方、「6日」は実状18.3%、本人希望22.6%、保護者希望29.3%と本人・保護者希望が実状よりも高い値を示した。保護者希望が実状より11ポイント高いことからも、現状より活動日数が多くてもよいと考える保護者が一定数いると推察できる。
土日の活動日数は、実状、本人・保護者希望いずれも「1日」の割合が最も高く70%台であった。「0日」は本人希望が実状より7.2ポイント高く、「2日」は7.9ポイント低い。つまり、土日の活動日数は今よりも減らしたいと考える中学生が一定数いると推察できる。保護者希望は本人希望ほど実状との差はないが、「1日」は4.4ポイント高く、「2日」は4.6ポイント低い。また、本人希望とは「0日」で7.0ポイントの差がみられた。保護者も生徒同様に土日の活動日数は実状よりは少ないほうが好ましいと思う一方で、土日とも休むことに対して生徒ほど希望は高くない実態が明らかになった。
平日の活動時間をみるといずれも「1~2時間」の割合が最も高く、実状と本人希望にはほとんど差はみられない。保護者希望は「1~2時間」がほかよりも4ポイント程低く、「3~4時間」が3ポイント程度高いが大きな差はなかった。土日の活動時間は「3~4時間」が実状71.2%、本人希望59.7%、保護者希望68.9%で最も高い値を示したが、本人希望は実状より11.5ポイント低く、さらに「1~2時間」が13.2ポイント高いことからも、土日の活動時間は生徒本人の希望よりも長い状況が確認できる。一方、保護者希望は実状との差がほとんどなく本人希望との差が大きい。生徒本人は土日の活動時間を減らしたいが、保護者は現状の時間が好ましいと思っている。
中学生保護者の運動部活動の地域連携・地域移行に対する期待と不安
運動部活動の地域移行に対する保護者の認知度
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ