【日本オープンゴルフ選手権】いよいよ明日開幕!
ゴルファー日本一の決戦は夢舞台への挑戦にもつながる
オーガスタナショナルとR&Aから本年大会から優勝者に翌年のマスターズの出場資格、全英オープンゴルフ選手権も本選手権優勝者がすでに同選手権の有資格者であった場合、次位のワールドランキング上位者に出場資格が付与されることが発表された。
ナショナルオープンとしての緊張感はもちろんのこと、ゴルファーの夢舞台への挑戦という意味も加味されて、より熱戦への期待が高まる本大会の開幕を控えた選手たちは、万全の準備を進めている。
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アマチュア時代から日本オープンゴルフ選手権で上位成績を残している金谷拓実。アメリカと日本を何度も行き来するハードスケジュールの中、「日本オープンは自分にとって特別な大会でもあるし、そこで優勝したいという気持ちがすごくある」と、ナショナルオープンへの出場を決めた。その特別な大会と位置づけている日本オープンの舞台となる日光カンツリー倶楽部は、「日本オープンらしいセッティングだと思いますし、コースもティーショットが重要だと思います」との印象だ。その中で望む結果を掴み取るには「良い準備が必要」と、月曜日に9ホール、昨日はプロアマ大会で18ホールをプレーしてコースの特徴を掴んできた。先週の日本開催のUSツアーで存在感を示して勢いに乗っているであろう金谷だが、「先週は良いプレーができましたが、しっかりとリセットして。今週は今週でコースと向き合って頑張りたいなと思います」と、金谷らしい落ち着いた心持ちでナショナルオープンに挑むつもりだ。
山中博史オープン事業本部長からは、「明日は30ミリメートルに近いかなりまとまった雨の予報もあり、悪天候に備える準備をコース課に行ってもらっています」と、グリーンキーパーをはじめとするスタッフの作業状況を紹介。さらに、「日光カンツリー倶楽部は、グリーンのアンジュレーションが強いので、ホールロケーションによってかなり難易度が変わります。ティーイングエリアも2つのティーボックスをホールロケーションや天候状況によって使い分ける予定。日光カンツリー倶楽部の通常のコースレートが7,236ヤードで74.8。日本オープンでは76.1と普段でも難しい日光カンツリー倶楽部が日本オープンでさらにコースの難易度が上がっています」と、日本一のゴルファーを決めるのにふさわしい難易度になっていると説明があった。
なお、先日日光カンツリー倶楽部の近くで子熊が発見されているため、ゴルフ場、行政、日光市と話をして、ゴルフ場周辺に熊が嫌がる薬剤の散布、スタッフにはホイッスルやスプレーの携帯、ギャラリープラザの食材の持ち帰りなどの十分な安全対策を実施し、行政と連携して大会運営を行っていくことが説明された。
日本オープンゴルフ選手権第1ラウンドの模様は、10月16日15時10分から17時(予定)にNHK総合テレビで生中継の予定ですので、ぜひ御覧ください。
本大会のプログラムはウェブブックでご覧いただけます。
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