オリックス2025ドラフト予想

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【オリックス2025ドラフト予想】

【これはnoteに投稿されたmumumuさんによる記事です。】

はじめに

この記事ではオリックスファンである筆者がドラフト指名を予想したいと思います。
予想といっても誰が欲しいという願望ベースではなく、選手の年齢構成、レギュラー・1軍陣の陣容などを踏まえ、最近のオリックスの指名傾向を考えながら予想するものです。
また、指名選手に関しては他球団との兼ね合いもありますので、球団の指名意図、どのような狙いで指名していくかというのを予想することに重きを置きます。
素人の考えなので見当違いなところはご容赦の上で読んでいただければと思います。こういう視点でドラフトをみて個人的に楽しんでいたものをこの度は発信してみようというものです。

2025シーズン終了時点での年齢構成

投手

投手は先発ローテーションが来年35歳の九里選手が最年長、次に30歳の田嶋選手、29歳のエスピノーザ選手、その下は20代半ば~前半で固まっています。高齢化が懸念されているものではありませんので年齢構成的には良い状態だと考えます。リリーフは年齢構成も幅広く毎年社卒投手を指名し続けていますのであまり問題ないように思います。(けが人は多いですが。。)

野手

最年長は西野選手、一つ下に杉本選手が続きます。どちらもフルでは出ませんがレギュラークラス、中軸に据えられることも多いです。とはいえレギュラークラス・1軍常駐レベルについてのボリューム層は20代後半~半ば(西川龍馬選手が来年31歳、若月・森選手が来年30歳の年齢)に集まっていますので年齢構成的に特段の偏りがあるようには思われません。

考えられるドラフト指名ポイント

現有戦力の確認

年齢構成だけではなく、現有戦力についても整理しておきたいと思います。色々と見方はあると思いますが、ここではWARに着目してみたいと思います。
参考にさせていただいたサイト↓

※リンク先は外部サイトの場合があります

チーム内の上位を見ていくと、
投手では宮城・エスピノーザ・九里・曽谷・田嶋選手が上位10傑に入っていますので引き続きこれらの投手たちにはチームを支えていってほしいと思います。
野手では、若月・杉本・紅林・太田・西川選手、バッティングだけに限ると中川・頓宮・西野・廣岡選手も1.5以上です。(みんな守備ひどくないですか?この中だと若月選手と紅林選手しかプラスいないんですけど…)
今年、Aクラスに入ることができたのは個人的には野手年齢トップの西野が昨年に続いて活躍、杉本選手の復活、そして西川選手の順応?が大きいのではと思います。
それを考えると西野選手か杉本選手が年齢的には下降傾向になっていくことは仕方がないでしょうから、常に打撃には課題を抱えているチームゆえ、代わりになる選手が出てこないと、Aクラス争い以上を続けては厳しくなるかもしれません。

森選手は今年けががちでイマイチな成績でしたが、これまでの実績ではチーム最上位クラスですし、来年以降の復活に期待したいです。高卒1年目から活躍している選手でしかも捕手ですので体の負担は大きいと思いますがまだ老け込む年ではないです。
その分、今年は西川選手がカバーしたような形ではありますが、両者のFA戦士が活躍してくれたら優勝争いもあると思います(その他も今年レベル以上で結果を残したと仮定した場合に)。

投手指名ポイント

ローテーションについては数が揃っているように見えるが、昨年に続き心もとないところは多い。昨年、九里選手がFAで加入しなければ今年のAクラスはなかったでしょう。だが九里選手が加入してくれても相変わらず不安は残ります。
そのため来年すぐにとは言いませんが、曽谷選手や寺西選手といった最近の上位大卒投手指名のように、1年目から1軍で7~8先発くらいを経験して2年目以降にローテーションに完全ではないが定着をさせていきたい、それくらいの選手に上位で指名していきたいのではないかと考えます。
また、高卒の投手も上位、具体的には3巡目までに1名は指名をしたいのではないかと考えます。これも近年の傾向と支配下指名では2022年の齋藤選手、2023年の河内選手・東松選手、2024年の山口選手と指名しており、ファンとしては全員活躍してほしいという思いはありつつも現実問題1,2名が戦力(チームの軸となるレベルで)になれば御の字と思います。
そこから考えても高卒投手の上位指名も考えていると思います。今年は指名順がウェーバーで9番目、つまり2巡目で指名するのが全体の21人目、3巡目は29人目になりますので。
指名ポイントとしてはこのようなところと考えますが、その年の有力候補によって戦略が変わってくると思います。このあたりは「指名予想」で細かく記載したいと思いますが。
そしてお馴染み社卒指名も2~3名程度ほしいところではないかと思います。

野手指名ポイント

ポジション別に確認していきます。
捕手は一番支配下指名が薄いポイント、若月・森両選手がおり、高卒2年目の堀選手がファームではメインで出場しており、今年1軍スタメンマスクも経験、次世代の軸となる選手として育成していることが分かります。その間には福永選手もいますが、レギュラーといっても一部の選手を除いて完全にフルで出るような時代ではないですし、特に負担の大きいポジションですから併用される選手も重要です。今後どうなっていくかわかりませんが、いまの年齢構成と起用・成績を見ている限りそうなっていくのがチームとしては理想なのではないかと思います。若月選手も3年目から1軍でしっかり出ていました。いまの捕手の層を考えるとそこまで早くはないかもしれませんが世代交代、良い循環を考えると来年からの起用法もきになるところです。

内野手については即戦力を欲しがるところではないと考えます。二遊間レギュラーの太田・紅林選手は20代半ばであり、サブも大里・大城・西野選手といったところで揃っている。また、サブとなる選手をドラフトで獲得を狙うのはうまい戦略ではない(最近の傾向としてもそのような指名は基本的にはなく、あるとしても育成での指名)。三塁については、宗・廣岡選手の出場が多く(西野選手も出ています)、廣岡選手は今シーズンはじめて規定打席にも到達し飛躍の年になりましたが、両選手レギュラーとしては物足りなさが感じる成績であったのも事実です(打撃が求められるポジションでもありますし)。とはいえ、ルーキーを即レギュラーとして期待して指名するという方針は最近とっていません。そこから考えても今年大卒内野手が豊作といわれるところではありますが、上位で狙うことはしないのではないかと考えます。むしろ高卒野手、特に二遊間の選手(就活二遊間ではない)を上位で狙い、大卒野手は4~5位あたりでこの順位まで残っていたのなら取る、というような指名があるかも程度と予想します。

いま内野でプロスペクト的に育てられているのは今年3年目の内藤選手(一・三塁)、2年目の横山選手(遊撃・三塁)、ファームで多くの出場機会をもらっていますが、前述の太田・紅林選手に比べると苦戦しているようにも思えますのでまだ1~2年はファームで鍛えていく方針でしょう。

最後に外野手ですが、昨年ドラ1で麦谷選手を指名、さらにドラ4でも山中選手の指名(捕手登録で一塁も守りますが)をしており、杉本・西川選手が30代でその下は20代半ばより下の年齢構成となっており、このポジションを支配下で指名する可能性は低いと考えます。現有戦力では守備にウィークポイントがありますのでセンターに守備でもプラスになる選手がレギュラーで出てきてくれると嬉しいですね。もちろん有力は麦谷選手、そのあとに杉澤・渡部選手といったところでしょうか。

指名人数を整理

シーズン中は69名、10/14時点で第一次戦力外にて支配下では6名の構想外記事も出ています。さらに第二次で2~3名の追加(トミージョンによる育成落ちも含め)になると予想します。
これで60~61名、シーズン開始時点で66~67名となると思いますので、ドラフトでは5~6名の指名と考えます。
また、外国人については退団の記事が出ていますが同数を獲得してくると思うのでプラマイゼロで考えています。
もちろん、ドラフトの指名状況で第二次が思いの他多くなるという可能性も否定はできません。

指名予想

ここまでの指名ポイントと今年のドラフト候補の中から、指名予想をしたいと思います。
指名ポイントでの記載からいうと、まず上位で大卒投手、高卒投手と高卒内野手としていました。
当初、入札大卒投手で2,3巡目に高卒投手や高卒内野手を他球団の指名状況を見ながらどちらを先に指名するかを決めると考えていました、しかし台湾の陳睦衡投手の獲得調査の記事が出ました。これを見ると初回入札で高卒投手で今年のドラフトの目玉の1人、石垣投手(健大高崎)を行い、競合の末交渉権を獲得することができれば2~3巡目で大卒投手という流れも予想されます。
ただ競合が間違いなく予想されますし、大卒投手にも良い候補が揃っていますので、外れたあとのことを考え、大卒投手に初回入札も考えられると思います。
ここでの指名予想は当初通り、大卒投手への初回入札パターンで考えたいと思います。
たとえば入札では、斉藤投手(亜大)、櫻井投手(東北福祉)、山城投手(亜大)、毛利投手(明大)といったメンバーを挙げてみます。
2~3巡目の高卒投手では森投手(大阪桐蔭)や早瀬投手(神村学園)、高卒内野手では今岡選手(神村学園)や西川選手(神村伊賀)を挙げてみます。
4~5巡目では社卒の投手、他球団の指名状況によっては大卒内野手の指名、6巡目では取りたい社卒の投手が残っていれば指名と予想します。ですが4~5巡目の指名順番が遅いですので、なかなか下位に差し掛かるところで目ぼしい大卒内野手は指名されていると思うので、5巡目で終わるのではと思っています。

総括

現在の選手構成からみて押さえるべきポイントは入っているように思いますが、各ドラフト候補選手をプロのスカウトがどのように評価しているかは我々には分からないところですし、ドラフト候補はインターネットで調べて知った範囲ですので、指名選手自体を当てることよりも、指名の狙いが球団と近かったら嬉しいなという思いでいます。
また、1ファンとしてはこういう楽しみ方をしつつ、指名された選手には全員に活躍してほしいと思っています!
ドラフトの結果を踏まえて、振り返りの記事も書きたいと思っています。

長い記事ですがここまで読んでくださりありがとうございます。
見出し画像:龍青三(リュウセイザン)

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