女子硬式野球日本一を争う第21回全日本女子硬式野球選手権大会が10月11日、愛媛県松山市で開幕した。12日の２回戦では、大阪体育大学が８月の全国高校選手権で優勝した福知山成美高校を５‐０で降し、14日の準々決勝に進んだ。

　全日本選手権はプロ球団傘下の埼玉西武ライオンズ・レディース、読売ジャイアンツ、阪神タイガースWomenや実業団、クラブ、大学、高校の全カテゴリーから26チームが参加している。
　大阪体育大学は三回、児玉椛姫（ゆあ、体育学部３年、福井工業大学附属福井高校）のタイムリー二塁打などで３点を先取。四回も児玉のタイムリー安打、六回は後藤優華（体育学部４年、札幌手稲高校）の三ゴロで加点。柏﨑咲和投手（体育学部４年、福井工業大学附属福井）‐谷蒼依（あおい、教育学部１年、京都外大西高校）の継投で、被安打２で零封した。
　大阪体育大学は26日開幕のＢＦＡアジアカップに出場する侍ジャパン女子（大学選抜）代表５人を擁している。

＜大体大の侍ジャパン＞
柏﨑咲和投手（体育学部４年、福井工業大学附属福井）
山本一花捕手（体育学部４年、大阪・履正社）
木村睦実一塁手（体育学部４年、京都両洋）
畑中ゆりあ二塁手（体育学部４年・埼玉・花咲徳栄）
荒川莉子遊撃手（体育学部３年・鹿児島・神村学園高等部）