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今年3度目のIWGP GLOBAL決戦！辻「誰よりも新日本プロレスを表現できるのは俺たち」ゲイブ「みんなが忘れられない試合をして、新日本の時代をもう一度創っていく」たがいを認め合う両雄が、両国前日に健闘を誓う！【10.12公開調印式②】

新日本プロレスリング株式会社 2025年10月12日 19:29

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

10月12日(日)ユナイテッド・シネマ豊洲にて、翌日の両国国技館大会でおこなわれるIWGP世界ヘビー級選手権、IWGP GLOBALヘビー級選手権、IWGPタッグ選手権の公開調印式が実施された。

撮影／山本正二

■『KING OF PRO-WRESTLING 2025』
10月13日 (月・祝) 14:30開場16:00開始
東京・両国国技館
[再入場不可]

※リンク先は外部サイトの場合があります

■IWGP GLOBALヘビー級級選手権

【新日本プロレスリング株式会社】

■（チャレンジャー）辻陽太選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「最近の彼の行動を見ていると、『新日本』『新日本』言っているくせにAEWばっか行ってんじゃねぇか。そういうふうに言う人も中にはいると思います。でも、俺にとってはそんなことは関係ない。彼はヤングライオン時代を一緒に過ごした戦友であり、何より野毛道場出身の1人のヤングライオン。その野毛道場でヘッドロック、チョップ、ボディスラム、そしてボストンクラブ。どれだけ練習してきたのかを明日試合で見せたいと思います。

【新日本プロレスリング株式会社】

まあ彼にひとつイチャモンもつけるとしたら、たまには彼のスーツ姿を見てみたいですね。知ってます？　彼の地元のノッティンガムにはPaul Smithっていう世界的なブランドがあるんですよ」

■（チャンピオン）ゲイブ・キッド選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「俺が新日本プロレスに入った2019年から、その時からたった1人だけ俺がライバルだと認めるヤツがいる。それは同世代の海野翔太や成田蓮、上村優也じゃなくて、紛れもなくこの隣にいる辻陽太ただ1人だけだ。俺たちは海外遠征でも闘ってきたし、海外遠征から戻ってきて勝ったり負けたりを繰り返してきた。新日本で今2人のスターがいるとすれば、これは紛れもなく俺と辻陽太になるだろう。

【新日本プロレスリング株式会社】

ただ、その勝ち負けを繰り返してきた歴史も明日で終わりになる。明日勝った者が（1.4）東京ドーム『WRESTLE KINGDOM』へのチケットを手にすることができる。それは確実なことだ。そして俺だけでなく辻も二冠というタイトルを狙っているということを俺は知っている。ただ、俺が勝手東京ドーム行きのチケットを手にする。それは間違いないだろう」

■質疑応答

――今年3度目のシングル直接対決で、お二人にとって今年の総決算的な意味合いもあると思いますが、あらためて現在の選手としておたがいのことをどう思っていますか？

【新日本プロレスリング株式会社】

辻「ゲイブもさっき言ったように、彼は新日本を代表する1人のトップレスラーだと思っています。今年3回目という話がありましたが、俺たちはヤングライオン時から上村優也も含めて、数えきれないほどのシングルマッチをおこなってきました。3回目だろうが、2回目だろうが、1回目だろうが、今の自分のベストを尽くすだけだと思っています」

【新日本プロレスリング株式会社】

ゲイブ「新日本の中で俺を除いて、自分自身が誰かということを完全にわかっているのは辻。この1人だけだと思う。いつも辻を見ていると俺自身を見ているようで、何がやりたいのか、自分が何者なのか自分自身で理解しきれている選手だといつも感じている。明日の両国ではデッカイ花火を打ち上げて、みんなが忘れられないような試合をして、新日本の時代をもう一度創っていく。そんな試合にしたいと思っている」

――辻選手にお聞きします。ゲイブ選手の精神的な部分でいうと、今回の両国大会に向けて闘いが始まった段階と、闘いを重ねてきた今の段階で、何か変化を感じますか？

【新日本プロレスリング株式会社】

辻「変化も何も彼と向き合った瞬間から彼が今何をしたいのか、どこまで新日本プロレスを持っていきたいのか、それは言葉を交わさなくてもリングの上でずっと感じ続けています。このシリーズを通してということですけど、別に最初から最後までずっと常に同じ気持ちだったと思います。ｓ：愛書はちょっとジェットラグがありそうでしたけどね」

――今シリーズ中にゲイブ選手から、明日のIWGP世界ヘビー級選手権を闘うTAKESHITA選手とザック・セイバーJr.選手がシリーズ中不在だったことを受けて『本当にIWGP世界ヘビーが最高のベルトなのか？　最高のベルトはこのIWGP GLOBALのベルトなんだ』という発言がありました。明日のIWGP世界ヘビー級選手権試合に対抗意識とうものがあればお聞きしたいです。

辻「仮にTAKESHITAやザック・セイバーJr.がいなかったとしても、俺たちは新日本を引っ張っていきます。俺たちがおたがいの力を出し切れば、それは自然と新日本のトップ。そう思っています」

【新日本プロレスリング株式会社】

ゲイブ「前にも言ってきたけど、いつも俺たちの試合はセミファイナル。メインではなくセミファイナルでおこなわれてるよな。ただ、試合順ってのは俺にとってどうでもよくて、観てるファンのお前らが『どっちの試合がメインに相応しかったか』と感じとってくれればいいと思う。ファンがどっちの試合がいいかっていうのは、火を見るよりも明らかなので、正直言ってザック・セイバーJr.とKONOSUKE TAKESHITAの2人に対して何も思うことはない」

辻「今のゲイブ発言に少し付け加えたいんですけど、誰よりも新日本プロレスを表現できるのは俺たちだと思っています」

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著者プロフィール

新日本プロレスリング株式会社

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。