<日本開催PGAツアー>小西たかのりが一時首位に並走「世界のコニタン」大活躍
日米共催「Baycurrent Classic Presented by LEXUS(ベイカレント・クラシック・プレゼンテッド・バイ・レクサス)」
※リンク先は外部サイトの場合があります
「スコアボードで見つけていただきやすいように」と今季、本名の「貴紀」から改名したひらがな表記が、PGAツアーのスコアボードで一時、さんぜんと輝いた。
「朝から強かったですけど、読みがあっていた」と、強風にまどわされることなく、スタートの1番で、2打目を2メートル半にくっつけおはようバーディ。
4、8番では共にOKバーディで前半ターン。
左に曲げた10番はガッツパーでこらえて、一時はトップに並走する勢いだった。
「前半はすごいいいプレーができていたので、悔しい」と、12番から3連続ボギーで、朝の貯金を吐き出してしまったのは残念だった。
「フライヤーが飛ばなかったり、打った瞬間、風が止んだり難しくなった」。
特に、3パットの13番は悔やまれた。
「アンダーパーでは上がりたかった」。
結局1オーバー、34位タイの滑り出しに納得はできないが、プレー後のサインエリアで、前半早朝の好プレーを観ていてくれたファンから、「世界のコニタン」との“称号”をいただき、目尻を下げた。
JGTOの賞金6位の資格で、自身初のPGAツアーに飛び込んだ。
「緊張はしましたけど、やることやるしかない。覚悟を決めてスタートしました」。
同組で回ったデンマークのニコライ・ホイゴールは、ドライビングディスタンスで現在5位の飛ばし屋。
異次元のパワーにも惑わされずに、我が道を歩きとおした。
JGTO賞金ランク5位内に資格がある米Qスクールの挑戦にも意欲はある。
本大会もトップ10に入れれば、次週大会への出場資格が得られる可能性も出てくるが、次週の日本ツアーは、勝者にマスターズの出場資格がある「日本オープン」。
「自分もそこを狙っていますので、来週はアメリカには行けないので、今週は優勝するしか良い権利は得られないですよね?」。
4月のJGTO新規開催「前澤杯 MAEZAWA CUP」でのツアー初優勝で賞金4000万円を手にしたことから、仲間内ではビッグイベントに強いと評判だ。
日本開催のPGAツアーで“コニタン”がビッグな夢を追う。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ