<重賞レース分析>東京盃は、臨戦過程や馬格に注目!
全国のスプリンターたちが集結し、自慢のスピードを披露する注目のレースだ。11月に行われる「JBCスプリント」の行方を占う意味でも大切な一戦となり、TCK所属のフジノウェーブをはじめ、ラブミーチャン、キタサンミカヅキなど地方所属馬の活躍も目立つ。
ここでは東京盃過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。
レース情報
第59回 東京盃(JpnII)
発走日程:2025年10月9日(木)20:10発走
距離:1,200m
■9番人気以下の馬は3着以内なし
■「地方」所属馬も健闘している
■負担重量の重い馬は堅実
■前走好走馬が中心
なお、第56回(令和4年)以降の過去3年に限ると、3着以内の馬は[3-3-3-14](3着内率39.1%)、4着以下の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)である。大敗直後の馬は割り引きが必要だ。
■少頭数のレースをステップに臨んだ馬は不振
なお、第55回(令和3年)以降の過去4年に限ると、11頭以下の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)、12頭以上の馬は[4-4-4-23](3着内率34.3%)である。臨戦過程を比較する際は、前走の出走頭数もチェックしておきたい。
■馬格も見逃せないポイント
なお、第53回(令和元年)以降の過去6年に限ると、480kg未満の馬は[0-0-0-18](3着内率0.0%)、480kg以上の馬は[5-6-5-41](3着内率28.1%)、「記録なし」の馬は[1-0-1-0](3着内率100.0%)である。小柄な馬は扱いに注意するべきだろう。
TCKホームページではより詳しいデータも公開している。
<伊吹雅也>
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