G1蒲郡周年記念 予選ラストで準優進出を決めた山口達也に期待
ボートレース蒲郡(ナイター)の「G1オールジャパン竹島特別 開設70周年記念競走」は、あす9日が5日目、準優勝戦が行われる。
熾烈(しれつ)な準優争いの中、自身の予選ラストラン8Rを“逃げ”で制し得点率を6.20としてクリアしたのが山口達也(岡山出身・岡山支部39歳)【写真2枚】。今年2月の徳山・中国地区選手権以来5大会ぶりのG1予選突破を果たしている。
シリーズ当初は「行き足がしっかりしている」と話していた山口達也だが、「きょう(4日目)の試運転ではターン回りに違和感…」とやや不安要素を感じたそう。
しかし、「同期の土屋選手(97期)のアドバイスもあり、うまく調整できました」と安堵の表情を見せていた。
その土屋智則は初戦で切ったフライングのため賞典レースに出場できないが、以降は5走で3回の3着以上。今期F2ながらも勝負魂を見せつけている。
舟足の底上げに成功した山口達也は意外性満点の勝負師。2023年1月の江戸川周年(優勝戦3着)以来、2年9カ月ぶり12回目のG1レース優出を決めるとともに、初の記念タイトル獲得に虎視眈々(たんたん)であろう。残り2日間も注目したい。
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