びわこルーキーシリーズ準優 シリーズリーダーの前田篤哉が今年V3にまい進
シリーズリーダーはオール3連対としている前田篤哉(愛知出身・愛知支部28歳)【写真2枚】。「調整がバッチリ分かりました。すべての舟足がきていて負ける相手はいません」と納得の仕上がりになっている。優勝候補筆頭と言っていいだろう。
それが「自分にはまだまだ課題があります」という発言。栄誉を糧にトップレーサーとして活躍する意志を明確にしていたのである。
その言葉どおり今期を含め5期連続A1をキープしているものの、G1出場歴は少なめ。2022年は6節だったが、2023年と2024年は1節のみと、なかなか「記念常連」になれず苦しんだ現実がある。忸怩(じくじ)たる思いであったろう。
しかし今年は、9月の宮島ヤングダービーを含めてG1参戦は4節と復調をアピールしている。
その宮島ヤングダービーは“前田3兄弟”がそろって出場し、双子の弟・前田滉がG1初優出で初優勝し、刺激を受けているのも事実。
このシリーズを制すれば今年V3となる長兄・前田篤哉が優勝実績を積み重ね、来年3月に地元蒲郡で開催されるボートレースクラシックへのSG初切符を獲得してほしいもの。期待したい。
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