【ボッチャ】日本独自の熱狂を (後編)|インクルーシブな真剣勝負は新たなフェーズへ ──ボッチャ統一王座決定戦
日本独自の熱狂を育む「ボッチャ」、次なるフェーズへ
BOCCIA JAPAN CUPの誕生、そしてパラリンピックをはじめとする国際大会での日本代表「火ノ玉JAPAN」の活躍により、ボッチャの認知度は向上。スポーツとしての機能性やその魅力から、文字通り老若男女を問わず、一般参加者も年々増加している。
そんな中、BCクラス、OPクラス、健常者といった障がいの有無、そして年齢、性別すらも問わない、個人戦による“統一王座決定戦”の場が、かねてより望まれていた。その想いを実現するのが、「BOCCIA GRAND PRIX」だ。“究極のインクルーシブスポーツ”の頂上決戦とも言える本大会が、来年いよいよ開幕する。
その前哨戦となるプレ大会が、今週10月4日(土)、東京・丸の内「丸ビル」1階のマルキューブで開催される。形式は、負けたら即終了のトーナメント戦。出場する8名の選手は、まさに多様性を象徴する顔ぶれが揃った。
トップ選手から小学生、多様な挑戦者たち──注目の1回戦カード
これら4試合の勝者が準決勝へ進み、さらにその勝者同士による決勝戦で、プレ大会の王者が決定する。
出場選手たちが語る、大会開催への期待と高鳴る思い
火ノ玉JAPANの一戸彩音は、「今回は小学生から大人まで、年代も幅広く参加する大会。その中で自分の良さをどう活かしていくか、そこに注目してぜひ見てほしい」と、プレ大会ならではの見どころを語る。
また、BOCCIA JAPAN CUPなどでこれまで実力を見せてきた鶴井純一朗は、「これまで火ノ玉JAPANの選手たちと公式戦で対戦する機会はなかった。今大会では貴重な機会をいただけたので、精一杯頑張りたい」と意気込みを見せた。
初めての個人戦に挑む小学生の荒井仁那は、「個人戦は初挑戦。ひとりでも多くの大人に勝ちたい。目指せ1勝!」とフレッシュな意欲をのぞかせる。
さらに、東京2020パラリンピック金メダリストの杉村英孝は「ボッチャはすべての人が対等に戦えるスポーツ。その個人戦が、このグランプリという大会で開催されるということで、多くの方々に見ていただきたい」と、大会開催への期待を語った。
また、本大会を盛り上げる特別ゲストとして、古舘伊知郎氏の出演が決定。進行役を務めるテレビ朝日の久保田直子アナウンサーと共に、あの軽妙な語り口で、多様な選手が同じ土俵で競い合う今大会の魅力を、来場者に存分に伝えてくれるだろう。
今大会に出場する選手たちはもちろん、ボッチャに関わるすべての人々の視線が今週末、東京・丸の内に注がれる。
来年、本戦が開幕──世界に類を見ない「究極の大会」へ
この規模の大会は、世界的に見ても前例がない。まさに、インクルーシブスポーツの“究極”を体現する場であり、日本発の新たなスポーツモデルとして、世界に先駆けて展開されていく。
真の『ボッチャ王』の称号を手にするのは、誰か──。
今週のプレ大会から、これまでにないスケールと熱量をもつ、ボッチャ最高峰の戦いの幕が切って落とされる。10月4日(土)13時より、東京・丸の内、丸ビル1F「マルキューブ」で行われる大会は観戦無料。是非、この熱量を会場で感じてほしい。
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