【今週の注目レース】土曜阪神メイクデビューに3.4億円馬、ジャックドールの全弟など良血馬が集結
【土曜・中山9R 芙蓉ステークス】
ホープフルS、皐月賞と同じ中山2000m芝で行われる2歳オープン特別。下馬評で人気を集めるのはモーリス産駒のタイダルロック(牡2=美浦・武井亮厩舎)だろう。叔父に今年のダービー馬クロワデュノールがいる血統で、7月福島2000m芝のデビュー戦は4馬身差の圧勝と自身も素質の片鱗を見せた。連勝で暮れのGI、そして来春のクラシックへ名乗りを挙げるか。
【土曜・中山11R 秋風ステークス】
ここは何と言ってもデビューから無敗の3戦3勝グーテンベルク(牡3=美浦・金成貴史厩舎)に注目したい。特に前走は出遅れて後方からの競馬となったが、稍重馬場の中を直線一気に差し切るという強い内容の競馬だった。これまで3戦全て東京1600m芝を使われており、今回は初の中山がどうかだが、4連勝でOP入りとなれば今後のマイル重賞戦線でも楽しみな存在となる。
【土曜・阪神5R メイクデビュー】
2000m芝を舞台に注目の良血2歳馬たちが勢ぞろいした。母が愛オークス馬でセレクトセール3億4000万円のイエッサー(牡2=栗東・武幸四郎厩舎)、GI大阪杯連覇ベラジオオペラの半妹エアビーアゲイル(牝2=栗東・辻野泰之厩舎)、大阪杯勝ち馬ジャックドールの全弟クラウンインジエア(牡2=栗東・藤岡健一厩舎)、GIジャパンカップ2着デニムアンドルビーの半妹モスカテル(牝2=栗東・石坂公一厩舎)など。この中から未来のスター候補は現れるか。
【日曜・中山9R サフラン賞】
1600m芝の牝馬限定戦。過去10年の勝ち馬からはウォーターナビレラ、マルターズディオサ、2着からもステレンボッシュ、テンハッピーローズ、アエロリットなど後のGI馬、重賞馬が多数出ている。今年の注目はドリームコア(牝2=美浦・萩原清厩舎)だろう。母は国内・海外でGI通算2勝のノームコアで、父はキズナという良血馬。6月のデビュー戦は逃げて2馬身半差の快勝だった。ここもスピードの違いを見せつけるか。
【日曜・阪神5R メイクデビュー】
2018年GI阪神JFの勝ち馬ダノンファンタジーの初仔、ダノンベルビュー(牝2=栗東・坂口智康厩舎)が1400m芝でデビューする。ここに向けてCW、坂路で上々の伸びを見せている様子だ。初戦2着の後、3連勝で2歳女王となった母と同じく2歳戦からエンジン全開となるか。父は産駒が晩成傾向のあるレイデオロだが、初戦でどのような走りを見せるか楽しみだ。
【日曜・阪神8R 3歳以上1勝クラス】
ローランドバローズ(牡3=栗東・上村洋行厩舎)はダートのデビュー戦を快勝し、3戦目から芝に転向。つばき賞(1勝クラス)、若葉S(L)で連続2着と、早くも芝・砂兼用の走りを見せている。約半年ぶりの復帰戦に選んだ舞台は1800m芝。若葉Sでジョバンニとクビ差の接戦を演じた能力からも1勝クラスなら即突破していい。また、父が2戦1勝ながらシルバーステートの弟という血統の良さが期待されて種牡馬入りしたディープインパクト産駒のヘンリーバローズという点にも注目したい。
(文・森永淳洋)
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