故ユ・サンチョル氏の息子が代理登壇も。「Kリーグ名誉の殿堂」第2回殿堂入り者の表彰実施
「Kリーグ名誉の殿堂」は2023年に韓国のプロサッカー発足40周年を記念して新設。「選手(STARS)」「指導者(LEADERS)」「貢献者(HONORS)」の3部門で構成され、2年ごとに殿堂入り者を選定している。
2023年の初代殿堂入り者には、選手部門でチェ・スンホ氏、ホン・ミョンボ氏、シン・テヨン氏、イ・ドングッ氏、指導者部門でキム・ジョンナム氏、貢献者部門でパク・テジュン氏が選ばれている。
そして、今年2025年に行われた2回目の表彰では、選手部門でキム・ビョンジ氏、キム・ジュソン氏、デヤン・ダミヤノヴィッチ(デヤン)氏、故ユ・サンチョル氏、指導者部門でキム・ホ氏、功労者部門でチョン・モンジュン氏が選ばれた。
同日の殿堂入り式は、連盟のクォン・オガプ総裁の挨拶で始まった。クォン総裁は「(殿堂入り式は)単に過去の記憶を振り返る場ではなく、多くの後輩選手やサッカー人の模範となり、韓国サッカーの未来を明るく照らす道しるべになるだろう」とコメント。韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長も「ファンとサッカー関係者の全員が、殿堂入り者の業績を改めて振り返り、長く記憶してほしい」と述べた。
また、「Kリーグ名誉の殿堂選定委員会」の選定委員長を務めるウィ・ウォンソク氏(韓国サッカー協会疎通委員長)より、今回の殿堂入り表彰における選定過程が紹介された。
デヤン氏は現役時代、Kリーグで仁川(インチョン)ユナイテッド、FCソウル、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス、大邱(テグ)FCと渡り歩き、12シーズン通算(リーグカップ含む)380試合198ゴール48アシストを記録。イ・ドングッ氏(通算228ゴール)に次ぐKリーグ通算得点ランキング2位も保持しており、外国籍選手として初めて「Kリーグ名誉の殿堂」に選ばれた。
デヤンは「2007年に初めて韓国に来たとき、これだけ多くの記録と優勝を達成できるとは思わなかった。私を理解してくれたチームメイト、監督、コーチングスタッフに感謝する。また、家族からの大きな支えもあった。韓国サッカーとKリーグを輝かせたレジェンドたちと一緒にできて光栄だ」と喜びを語った。
かつてDF、MF、FWすべてこなす万能型マルチプレーヤーとして活躍した故ユ・サンチョル氏。1998年にはKリーグ得点王に輝き、Kリーグ史上2人目にDF、MF、FWの全ポジションでベストイレブン表彰を成し遂げた。
Kリーグでは通算144試合38ゴール9アシストを記録し、日本のJリーグでも活躍。引退後は大田(テジョン)シチズン(現・大田ハナシチズン)、全南(チョンナム)ドラゴンズ、仁川の監督を歴任し、指導者として第2のサッカー人生を歩んだ。すい臓がんのため2021年6月7日に永眠した後も、故ユ・サンチョル氏は韓国サッカー界の象徴的人物として記憶されている。
【文=ピッチコミュニケーションズ】
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