李知姫レジェンズデビューV 大接戦を制す

チーム・協会

【Photo:Toru Hanai/Getty Images】

JLPGAレジェンズツアー2025シーズン公式競技『JLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップ』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会最終日が9月6日、神奈川県愛川町・東名厚木カントリー倶楽部(6,415ヤード/パー73)で行われ、レジェンズツアーデビュー戦の李知姫が通算13アンダーで大接戦を制した。1打差の通算12アンダー、2位に酒井千絵、3位は通算8アンダーの瀬川佳世。明治安田アンバサダーのカリー・ウェブは通算2アンダー、16位だった。

心と体を整えてのリ・スタート。李知姫は酒井千絵とのデッドヒートを全身で楽しんだ。ウイニングパットは5センチ。むろん外すわけはない。しかも、自身がシーズン初戦で、初出場のレジェンズツアーでつかんだ。「優勝したことにビックリしている」と真顔で話した。

勝負をかけたのは17番。残り220ヤードの第2打を3Wで2オンに成功した。打球はピンへ向かって飛んでいく。6メートルにつけた。「フックして、スライスする難しいライン。イーグルパットは決まらなかったけど、簡単にバーディーが取れた。読み通りです」と振り返る。

首位を並走していた終盤で、1打のアドバンテージは大きい。18番も慎重に13メートルから、2パットで勝負を決めた。JLPGAツアー23勝の実力。とはいえ、プロ26年目の今季は、この日が想像もできなかったことだろう。「去年、試合に出ていて、すごく疲れがたまった。ショットの調子がよくない。そうなると、練習しかありません」といい、「肩の痛みがひかない。大きなケガではなかったけど、今年は良くなるまで、休むことに決めていた」。

練習をしないわけではない。それでも、時間を決め、自宅でツアー出場中にできなかったことを行った。「部屋の掃除です。すごくきれいになった。また、ツアー中は外食ばかりでしたから、得意ではないけど、簡単な料理をつくるように…」と振り返る。

【Photo:Toru Hanai/Getty Images】

一方、体調は-といえば、「疲れがないから、コンディションはとても良くなった。5月ぐらいから試合に出てみようと思うように」。今大会と、次週のソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会を目標にした。「今回はJLPGAツアーと違って、みんなで楽しくというムード。先輩方、同期などの皆さんがたくさんいらっしゃって本当に楽しかった」そうだ。

ただし、次週に向け、「大洗ゴルフ倶楽部は、すごく難しい。ショットの精度を上げようとワンショットに集中した」とも語っている。JLPGAツアー、ステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアーと3つのカテゴリーを制覇した史上4人目の選手となった。
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