李知姫レジェンズデビューV 大接戦を制す
心と体を整えてのリ・スタート。李知姫は酒井千絵とのデッドヒートを全身で楽しんだ。ウイニングパットは5センチ。むろん外すわけはない。しかも、自身がシーズン初戦で、初出場のレジェンズツアーでつかんだ。「優勝したことにビックリしている」と真顔で話した。
勝負をかけたのは17番。残り220ヤードの第2打を3Wで2オンに成功した。打球はピンへ向かって飛んでいく。6メートルにつけた。「フックして、スライスする難しいライン。イーグルパットは決まらなかったけど、簡単にバーディーが取れた。読み通りです」と振り返る。
首位を並走していた終盤で、1打のアドバンテージは大きい。18番も慎重に13メートルから、2パットで勝負を決めた。JLPGAツアー23勝の実力。とはいえ、プロ26年目の今季は、この日が想像もできなかったことだろう。「去年、試合に出ていて、すごく疲れがたまった。ショットの調子がよくない。そうなると、練習しかありません」といい、「肩の痛みがひかない。大きなケガではなかったけど、今年は良くなるまで、休むことに決めていた」。
練習をしないわけではない。それでも、時間を決め、自宅でツアー出場中にできなかったことを行った。「部屋の掃除です。すごくきれいになった。また、ツアー中は外食ばかりでしたから、得意ではないけど、簡単な料理をつくるように…」と振り返る。
ただし、次週に向け、「大洗ゴルフ倶楽部は、すごく難しい。ショットの精度を上げようとワンショットに集中した」とも語っている。JLPGAツアー、ステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアーと3つのカテゴリーを制覇した史上4人目の選手となった。
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