【第4回】プロスポーツビジネスの神髄に触れる!—セレッソ大阪サポーター感謝Dayで磨いた、未来への一歩
この特別な一日に運営スタッフとして参加したのが、びわこ成蹊スポーツ大学プロスポーツコアチーム3期生の学生7名だ。学生らは事前準備から当日の運営まで幅広い業務に携わり、企業ブースの設営や抽選会の補助、来場者の誘導などを担当。「主役はサポーター」という合言葉のもと、一人ひとりに声をかけ、安心して楽しんでもらえるよう心を込めて活動した。
本記事では、プロスポーツコアチーム(あらゆるプロスポーツクラブで活躍するために必要な基礎知識や現場経験を得て、即戦力の人材育成を目指すチーム)の学生7名が、現場を通じて得た学びや気づきを学生ならではの視点で綴る。
初のアリーナ開催で新たな魅力発見!――セレッソ大阪サポーター感謝Day
舞台となったのは、大阪市内のAsueアリーナ。空調の効いた快適な空間、照明に彩られた演出、そして何より選手との圧倒的な“距離の近さ”。新たな環境での開催は、ファンにとっても、そして選手にとっても、“新鮮で特別な1日”となった。
アリーナをぐるりと囲むように設置されたステージ構成は、どの席からでも選手の様子をしっかり見ることができ、全体の一体感をさらに高めた。従来のスタジアム型ではできなかった演出や、観客とのインタラクティブな企画も、アリーナという空間だからこそ実現可能となった。
支える喜び、届ける笑顔――学生がインターンで見たイベントの舞台裏
初のアリーナ開催ということもあり、会場ならではの課題や慌ただしい場面もあったが、チームで協力しながら乗り越えていた。その分、イベント終了後に感じた達成感は格別だった。
今回の経験は、「スポーツを通して人を笑顔にする」という将来の目標に向けた、大きな一歩となったに違いない。学生たちは、今後も現場で学んだことを糧に、さらなる成長を目指していく。
ファンの笑顔が生まれる場所――クラブと地域の絆
長年のサポーターも新たなファンも一緒に楽しむ光景は、クラブが“サッカーチーム”を超えて地域に根付いている証だ。
学生は運営をサポートすることで、ファンの笑顔が生まれる場の大切さを肌で感じるとともに、スポーツが人と人をつなぎ、地域に喜びをもたらす力を改めて実感する一日となった。
びわこ成蹊スポーツ大学 プロスポーツコアチーム3期生
奥村 彩乃
澤 美月
高谷 琉那
常盤 七海
本林 奏美
山本 優夢
和田 碧
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