びわこ成蹊スポーツ大学が昨年度優勝校に惜敗!初のベスト8で大会を終える~全日本大学女子硬式野球選手権大会~

びわこ成蹊スポーツ大学
チーム・協会
8月29日、第15回全日本大学女子硬式野球選手権記念大会準々決勝が行われ、初のベスト8に進出したびわこ成蹊スポーツ大学は、環太平洋大学に2-4で敗れた。昨年度優勝校の環太平洋大学に善戦するも惜しくもベスト4進出とはならなかった。

試合後の集合写真 【びわこ成蹊スポーツ大学】

この日の先発投手は、予選リーグの関西学院大学戦で好投した2年次生の中澤歩美選手。強力打線を相手に変化球を効果的に使う投球で粘りの投球を見せたが、4回までに3点を奪われた。中澤投手の好投に応えるために、5回表に、全試合で捕手として出場し、チームを支える2年次生の奥村ふづきの中前適時打で1点を返した。しかし、5回裏には、また1点を奪われ3点差を追う厳しい試合展開。最終回の7回2死となりこのまま試合を終えるかという場面で、相手失策で好機を作ると2年次生谷口理帆の右適時二塁打で1点を返した。最後まで「あきらめない姿」で戦い続けたが、惜しくも2-4で敗れ大会を終えることとなった。

試合後には、「試合に負けた責任は全て私にある。ベスト8まで残れたのは、試合に出た選手もそうでない選手も全員がそれぞれの役割を果たしてくれた結果。本当にナイスゲーム!」と目に涙を浮かべながら、選手をねぎらう石井監督の姿があった。

最終回2死二塁の場面で打席に立った奥村選手が、笑顔でベンチの声にこたえる姿が印象に残った試合。彼女たちが目指す「日本一野球を楽しむ大学生」が少しずつ体現できているのかもしれない。この大会を通じて成長した彼女たちが、またこれからも様々な経験を通して一歩一歩目指す姿に近づくことに期待したい。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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