創部2年目のびわこ成蹊スポーツ大学がベスト8進出!~全日本大学女子硬式野球選手権大会~

びわこ成蹊スポーツ大学
チーム・協会
8月28日、第15回全日本大学女子硬式野球選手権記念大会の決勝トーナメントが和歌山県田辺スポーツパーク野球場で開幕し、創部2年目のびわこ成蹊スポーツ大学が至誠館大学に7-6で逆転勝利した。8月29日、ベスト4をかけて予選リーグで敗れた環太平洋大学に挑む。

肥後郁香選手(2年次生) 【びわこ成蹊スポーツ大学】


びわこ成蹊スポーツ大学は、予選リーグ(E組)を1勝1敗の全体8位で突破。26日の予選リーグ初戦の環太平洋大学戦では、試合前に主将を務める竹内すず選手(4年次生)がケガのためベンチを外れるアクシデント。チーム唯一の4年次生不在の中、善戦するも1-3で逆転負けを喫した。翌27日の関西学院大学戦では、先発の中澤歩美選手(2年次生)が、8つの三振を奪う力投でチームの決勝トーナメント進出に導いた。

決勝トーナメント初戦の至誠館大学戦は、初回から丸山美海選手(2年次生)、若宮純奈選手(2年次生)の適時打などで3点を先制。その後も追加点を挙げリード5点に広げたが、5回と6回に相手の攻撃がつながり逆転を許した。逆転を許した直後の6回裏、1死二・三塁の好機で、肥後郁香選手(2年次生)が右適時三塁打で2点を奪い逆転。チーム力が身についたことを証明する粘りでベスト8進出を決めた。

主将の竹内内野手は「試合終盤はベンチの中で落ち着くことができなかった。みんななら逆転できると信じていたし、実際に逆転してくれる後輩たちがすごく頼もしい。まずは明日も全員で勝ち切りたい」と興奮しながら話す。

今大会から決勝戦は大学野球の聖地「明治神宮野球場」で開催されることが決定している。初の決勝トーナメント進出の勢いのまま、「大学日本一」まで駆け上がることに期待が高まる。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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