【MATCH PREVIEW】J2リーグ第27節|本来の攻撃的な姿勢で勝利を掴む| V・ファーレン長崎 vs レノファ山口

V・ファーレン長崎
チーム・協会

本来の攻撃的な姿勢で勝利を掴む

決して楽な道のりではないが、チームは前進を続けている。前節・鳥栖戦は相手の対策によってボールを握られ難しい時間が多かったものの「比較的相手が保持をしながらでも、チーム全体が集中力が切れることなくプレーしてくれた」(高木監督)と守備で気持ちを切らすことはない。そして長崎が誇る背番号10、マテウス ジェズスによる圧巻の2ゴールで2-1での勝利。これで高木体制での成績は5勝2分と負けなしを継続し、3位に浮上した。

ここ2戦で4ゴールのマテウス ジェズス 【©︎VVN】

今節の相手、山口はここまで3勝12分11敗で19位。現在10試合勝利がなく降格圏に沈む。ただ、前節は上位の仙台相手に追い付いて引き分けに持ち込んだ。勝利がない10試合の中では第18節・千葉戦、第23節・徳島戦を含め上位陣を相手にドローへと持ち込んだ試合も多く、決して力で劣るわけではない。
現在チームを率いる中山監督は第21節から指揮を執っており、ディフェンダーが3人並ぶ3バックを軸に、中盤から前は少しずつ変化を加えながら戦っている。勝ち切れてはいないものの終盤に追い付いて勝ち点を得た試合も多く、粘り強さも付いてきている。そして何より、残留が懸かるためチーム全体が力の限りに戦ってくる。

連勝の勢いそのままにホームで勝利を! 【©︎VVN】

試合終了の笛が鳴るまで気が抜けない今節を制するには、当たり前だが得点が求められる。マテウスジェズスは前節2発、前々節2発と2戦で4ゴールを挙げており、今季14得点で得点ランキングトップを堅持。高木監督となって以降複数失点がなく高い位置でボールを奪えている守備、ピースタならではの圧倒的なホーム感を含め、前節とは異なる攻撃的な姿勢を貫いて勝利を掴もう。
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著者プロフィール

「長崎県南高来郡有明町(現長崎県島原市)の有明SCと南高来郡国見町の国見FCが統合し、2004年に有明SCとして創設。2005年にV・ファーレン長崎と改称し、2013年にJリーグ入会を果たした。チーム名のVは、ポルトガル語で勝利を意味するVITORIA(ヴィトーリア)とオランダ語で平和を意味するVREDE(ブレーダ)の頭文字をとり、航海を意味するオランダ語VAREN(ファーレン)を合わせた。日本で最初の国際貿易港である長崎から平和への発信と、県民の夢と希望を乗せ、勝利への航海を意味している。」

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