諸外国のスポーツ参加状況

笹川スポーツ財団
チーム・協会
 諸外国(イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国、ポルトガル)のスポーツ政策・行政体制・国家予算に占める割合などについて、調査を行いました。(2023年に公開したイギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国に2025年7月ポルトガルを追記)。日本と8カ国のデータの国別の比較や項目別の比較が可能です。なお、ポルトガルについては、ポルトガルの公的スポーツ機関であるPortuguese Institute of Sport and Youth (IPDJ)と2023年11月に国際連携協定を締結し、その協定の一環として調査を実施しました。

諸外国のスポーツ参加状況 【笹川スポーツ財団】

■日本
20歳以上
週1回以上実施:52.3% 【男性】54.4% 【女性】50.2%
(スポーツ庁「スポーツの実施状況等に関する世論調査」、2023)

■イギリス
成人(16歳以上)
Active (週150分以上):61.4% 【男性】63.1% 【女性】59.8%
Fairly Active(週30分以上149分以下): 11.5% 【男性】10.6% 【女性】12.3%
Inactive(週30分未満): 27.2% 【男性】26.3% 【女性】27.8%
(Active Lives Online Tool, 2020/11-2021/11)

■ドイツ
15歳以上
実施している:68%
週5回以上:8%
週3-4回:11%
週1-2回:24%
月1-3回:9%
月1回以下:16%
(Eurobarometer, 2022)

■フランス
15歳以上(2018)
実施している:66%
週4回以上:38%
週2回以上:44%
週1回以上:82%
週1回未満:18%
(Les Chiffres CLÉS du Sport 2020, INJEP)

■アメリカ
18歳以上
身体活動ガイドラインに示されている推奨事項を
 - 有酸素運動・筋肉トレーニング双方満たしている割合:24.2%
 - 有酸素運動のみ満たしている割合:22.7%
 - 筋肉トレーニングのみ満たしている割合:6.8%
 - いずれも満たしていない割合:46.3%

■カナダ
18歳以上
27%(男性:36%、女性19%)
<実施頻度>
週1回未満:18%
週1回実施:23%
週2~3回実施:39%
週4回以上実施:19%
(Canadian Fitness and Lifestyle Research Institute, 2022)

■オーストラリア
週150分以上身体活動を行う割合
18-24歳:80.6%
25-34歳:73.3%
35-44歳:71.8%
45-54歳:71%
55-64歳:72.4%
(Australian Bureau of Statistics, 2020-2021)

■韓国
10歳以上
週3回以上実施:32.5%
週1回以上実施:61.2%
月3回以下実施:9.3%
(国民生活体育調査、2022)

■ポルトガル
18歳以上(2023)
50.4% 年1回以上Physical Exercise実施
45.2% 年1回以上Sports Activities実施

・年1回以上Physical Exercise実施のうち主な割合
週5回以上:20.2%
週1~4回:51.7%
月3回以下:27.7%
(Adult Education Survey, Statistics Portugal, 2023)
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著者プロフィール

笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

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