世界ランキング1位・車いすラグビー日本代表が国際大会でテーマにした“弱点の強化”
7月24日から26日まで行われた、3ヵ国による国際大会「JPSA設立60周年記念2025ジャパンパラ車いすラグビー競技大会」。日本代表は、若手中心のチーム編成で挑み、チームの強化に励んだ。
個々も弱点克服を図る
4月のSHIBUYA CUPで障がいのクラスが1.0から1.5に変わった草場龍治は、6月のアメリカ遠征と今大会でAOCや来年行われるアジアパラ代表入りに向けてアピールした。パリパラリンピック金メダルメンバーである草場といえど、日本代表に選ばれること自体がこれまでよりも難しい。同じ1.5クラスにチームの主軸である乗松がいるからだ。
草場は前を向く。
「(乗松と)普段一緒にトレーニングしているが、以前よりもいっぱい吸収しようという気持ち。いずれは同じぐらい安定したプレーがしたいと思うし、ライバルというよりも一緒に強くなっていきたい思いが強い」
「インバウンドは、自分が今まで苦手にしていた部分。(今大会で)世界を相手にどれだけやれるか、たとえミスしても引きずらないように、取り返す気持ちで挑んでいる」
どの方向にパスを出すか瞬時の判断力を磨き、パスの精度を高めるために上半身の筋力も強化中。車いすラグビーを始めて5年目の草場はまだ成長の過程にいる。
ミッドポインターの強化
一緒にコートに出るラインがあり、今大会で小川仁士と共同キャプテンを務めた橋本勝也は、若い選手が意見を言いやすいチームづくりに努めており、「颯志がどうしたいのかを確認したりして、そこからチームとして合わせることを徹底した」という。
トランジションを強化
「有利なオフェンス、ディフェンスをするためにトランジションを早くしようと口酸っぱく言っている。それができている時間帯とできていない時間帯があった」と中谷HC。
3ヵ月後のAOCではニュージーランド、韓国に加え、強豪オーストラリアとも対戦する。新しい日本代表がどんな戦いを見せるか楽しみだ。
photo by X-1
※本記事はパラサポWEBに2025年8月に掲載されたものです。
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