スポーツによる“アクティブな”まちづくり最前線!国スポで注目を集めた佐賀県

笹川スポーツ財団
チーム・協会
笹川スポーツ財団は、「スポーツによって長くアクティブに生きられる社会」の実現に向け、調査研究活動を中心にさまざまな取り組みを行っていますが、自治体がどのようなスポーツを通じたまちづくりを実践しているのか、創意工夫されている自治体のリーダーに当財団理事長の渡邉がお話をうかがっています。今回は、佐賀県の山口祥義知事との対談をご紹介します。
※YouTubeでも公開しています。

佐賀県:山口祥義知事 【笹川スポーツ財団】

2024年10月、国体が国スポに新しく変わった第1回目の大会「SAGA2024」が開催され、大きな注目を集めました。また、このSAGA2024を一つの跳躍点と捉えた「佐賀スポーツピラミッド構想(SSP構想)」を提唱するなど、アスリートの人生にコミットした政策が特徴的です。

SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想

佐賀スポーツピラミッド構想(SSP構想) 【引用:佐賀県ホームページ】

渡邉理事長  まず「SSPスポーツピラミッド構想」についてお聞かせください。

山口知事  そうこれはね。ちょうど私が総務省の過疎対策室長からJTB総合研究所に出向してスポーツツーリズムに携わるようになっていくわけですよ。そうすると、自分の自治体勤務で私は鳥取県、秋田県、長崎県を経験しておりますが、まずいろんな経験からスポーツの根源的な価値を、この国はうまく使えていないんじゃないのかなと思ったんです。

簡単に言うと、戦後復興の中で身体を鍛える、そして栄養を受け取ることはとても大事なことです。体育という世界の中で、スポーツはする、鍛える、運動するそしてその先にはまさにアマチュアスポーツが昇華してオリンピックがあるみたいに。 そこの中心には体育関係者、体育の先生などが中心になって、本当にいい仕事をしてもらったと思うんですけれども、それだけでいいんだろうかってずっと思っていたんです。

やはりその研究をする中で、そしてラグビーワールドカップを海外をいろいろみていく中で、何か世界のスポーツの楽しみ方とわが国のスポーツとの付き合い方が、体育というか、まるで違うのではないのかなというところにぶち当たったんですね。 渡邉さんは「どのスポーツをやっていましたか」って聞かれたことないですか。

渡邉理事長  多いですね。

山口知事  多いです。だからすごくそれが違和感で「どんなスポーツを楽しんでいるか」っていう聞き方を海外がするのに、何で日本は「するか」っていう「する」ということだけなのだろうと思います。逆にいえば「する」ということを中心に、みたり、ささえたり、そういったことも「する」ことを中心に考えられているので、別にスポーツってしなくてもいい。だってみんな野球をやっていなくてもメジャーリーグの大谷さんの活動の応援をしておりますから。

いろいろ根源的にはわかっているのに、なぜか日本の体育の社会が「する」ことを中心に生まれているってことに気づきました。トップを目指すのはいいけれども、しっかりとスポーツで飯を食っていくために、やっぱり裾野を広げて、いろんな人たちがスポーツを楽しんでいくということがどうしても必要です。そこでお金が回っていくっていう仕掛けができたことによって、みんながハッピーになるっていう、まさにスポーツピラミッド構想、頂点を伸ばして裾野を広げるということを、私はJTB総研の時に提唱したんですよ。

渡邉理事長  なるほど

山口知事  「あれ、意外と受けがいいな」と思っていたタイミングで知事選挙に出たものだから、それがちょっとうやむやになっていたので、知事になったなら、これを佐賀から地域発で組み立てようということでSAGAスポーツピラミッド構想ということになったのです。

「SSP構想」と跳躍点としての「国スポ」

【引用:佐賀県ホームページ】

渡邉理事長  なるほど、それでSSPになったわけですか。実際に2018年から始まりましたが、これをするためには知事がお一人で唱えても動きませんよね。

そして職員の皆さんだけでも動きません。いろんな民間の人も含めて協力者、あるいは基礎自治体といったものが必要になってくると思うんですが、2018年を迎えるまでの間のおそらくご苦労というかご尽力だったと思うんですが、その辺もお聞かせいただけますか。

山口知事  そうですね。私もまだ知事になってすぐ信頼を得ていたわけではないので、一つ一つ丁寧に県民の皆さん方からの信頼を得ていったということと、スポーツを楽しむってどういうことなのかなってみんなで共有しないとなりません。自分だけ走っていてもだめなので、佐賀の場合はありがたいことにサガン鳥栖というプロスポーツチームがあったので、そことの連携をしながら。

とても自分にとってありがたかったのは、国体が国スポに新しく変わる1回目の大会が佐賀でできそうだっていうタイミングで予定されていたわけです。

「ああ、これはうまく使えるな」と自分が考えているスポーツというものを、日本という国の体育関係者にしっかり提言できるいいタイミングだなと思ったことと、もう一つは前々から考えていた収益を上げられる施設「SAGAアリーナ」を自分として構想したいなと思ったんです。

普通だと国体をやるところって知事が「国体があるから、体育部局に体育関係者でそういう体育館をつくってね」とだいたい陸上競技場に屋根をつくって開会式をやるとか、だいたい定食メニューがあるんですね。完全に僕らはそれを放棄しまして、まったく違う、屋根はつくらない、その代わりSAGAアリーナをつくって、そこは体育館だけではない施設にしました。

いわゆる体育館を体育の関係者がつくるとバスケやバレーボール用のコートを6面つくるのです。みんなで運動する施設だから。でもそれだとエンタテイメントアリーナにならないんです。みんなが稼げるアリーナにならないので、メインは1面だよ。サブアリーナはあってもいいけれども、そこには座席の傾斜の強いアリーナをつくって、コンサートやさまざまなコンベンションができて、いわゆるMICE(Meeting、Incentive、Convention、Exhibition、Event)ができるように、下はコンクリートにすることを考えました。

私がまさにそういうふうに思っていたので、体育の施設だけじゃなくて、いろいろな関係者を集めました。佐賀県には佐賀デザインという部署があり、デザインで横串を刺す部署にも入ってもらい、全体のコーディネートをするということをしてもらいました。

知事ってオーケストラの指揮者みたいなものだと思うのです。放っておいても各パートは練習するけれども、放っておいてもいい曲にはならない。だからたまに知事が出てきてああだ、こうだと大きな方針を示して、曲が全体として生まれるのです。まさにSAGAアリーナだったり、SAGAサンライズパークはいろんな部署のみんなの力によってできた総合施設です。

渡邉理事長  みんなの力の結晶なんですね。

山口知事  はい。そういった意味ですごくタイミングが良かったなって思っています。

海外のスポーツ文化との比較

左:笹川スポーツ財団 理事長 渡邉一利 / 右:佐賀県 山口祥義知事 【笹川スポーツ財団】

渡邉理事長  今のお話の中でも国民スポーツ大会を千載一遇のチャンスで、それはうまく活かされましたが、それについてもいろいろなことをお聞きしたいです。日本のスポーツシーンを「これでいいのかな」と思われましたよね。海外のどのようなスポーツシーンをご覧になって、日本のスポーツはこれでいいのかと思われたのですか。

山口知事  たとえば、ラグビーでいえばシドニーで開催されるブレディスローカップというオーストラリアとニュージーランド代表の対抗戦があるのですが、街中がその何日も前からフィーバーしているわけです。

もちろんサッカーでいえばヨーロッパのチャンピオンズリーグもそうだけど、同じように試合の前から街全体が熱狂的な盛り上がりを見せて、しかもそのスタジアムにいても2、3時間前からスポンサーだったり、いろいろなVIPだったり、お金をいっぱいかけた人は盛り上がっているわけです。商談をしたり、ビジネスをしたり含めて。そしてそのセッションが終わって、試合の10分前くらいになると、会場にワーっと人がおもむろに入ってくるのが普通のシーンです。

でも日本の場合はどっちかというと、もう逆に40分ぐらいに前か何か応援合戦をしているようなイメージです。お酒を飲むわけでもなく。そのため海外の場合はお金が回っている感じで、それがちゃんと選手たちにも還元されて、選手たちがなお頑張れるみたいだなと思いました。やっぱりアスリート、選手たちも霞を食べて生きてはいけないんです。

みんないい時だけ盛り上がりますが、普段は生きていかなければいけません。しかもスター選手だけじゃなく、スポーツだから怪我もあるし、そういう選手たちみんなが大好きなスポーツで飯を食っていける社会をつくりたいと思った時に、この社会を日本にも取り入れたいと思いました。日本って都合のいい時だけユース化されてみんなが盛り上がっていて、この子たちの人生にコミットしているのだろうかって思ったんです。

佐賀県は幕末の時も世界のモノを輸入して、世界で最初に大砲をつくったり、蒸気船をつくったりした県でもあるし、この世界と日本の温度差をもうちょっといい形で日本流にアレンジしたらさらに世界の先を行けるんじゃないかと思いました。

今こそ「体育」を「スポーツ」へ

渡邉理事長  知事がおっしゃるように、日本はどうしても明治以降、軍事教練と体育というのが一緒になっていたようなところもありますし、いわゆる待遇できてしまっているところがあります。ヨーロッパへ行くと、文化ですよね。いわゆるカルチャーとしてしみついていますよね。

アメリカへいくとエンタテイメントだし。ニュージーランドはもうカルチャーとエンタテイメントのミックスだと思うんですけど、そういったものを国スポなどもうまく通じて佐賀でまず実現して、それを全国に発信しようと。そんな意気込みもおありになったわけですか。

山口知事  はい、やっぱり体育でやると、みんなが同じスタイルなんですね。同じスタイルで同じパターンを指導者が決め打ちする。でもね、スポーツの良さって今渡邉さんがお話しになられたように何かにじみ出てくる自分の文化だったり、自分これまでの経験を表現できるようなところに良さがあるのですね。

だから、なぜ国体の開会式をいつまでもみんなが同じ格好して入場するんだろうとか、みんな自分で自己表現したいんじゃないかなと思いました。オリンピックもそうだなと思った時に、佐賀以外の46都道府県にみんなでやろう、自分の県を自由に表現しようということになって、ああいう開会式が生まれました。

そうするとやらされ感がないわけなんですよ。佐賀の開会式は、佐賀のパフォーマーのみんな手あげ方式なので。今まではね、だいたい割り当てするんです。ここの学校がここでマスゲームをしてと。基本的にスポーツもそうだけど、自発的にやるって楽しいです。人にやらされると嫌なのね。

渡邉理事長  スポーツの根源はそこなんですよ。自発的なのだそうです。 自ら楽しんで、そこなのですよね。

山口知事  ボランティアです。

どうして小学校の時に体育をもっと楽しめなかったかというと、やっぱり跳び箱を笛で「ピー」とかマット運動を「ヒ―」とかやった経験がありませんか?スポーツってもっと楽しいものだから。ゲーム制やルールだってみんなで決めてもいいのに、日本人って真面目だから世界で決められたルール通りに教練を始めるわけです。もっと楽にしてみんなが楽しめるようにして、SAGA国スポはナイトゲームを入れたり、アルコールを出したりして盛り上げたわけです。盛り上がっちゃいけないんですか?

渡邉理事長  いや盛り上がった方がいいんですよ。これからのスポーツシーンはそれでなくてはと思います。

SSP構想が拓く新しいスポーツ文化

渡邉理事長  ここから二つ伺いたいのですけど、一つはSSPの跳躍点ということでSAGA2024だったのですが、この国スポ、全国障害者スポーツ大会というのをここから先どうやってこうつなげていって、SSPをもっと大きく成就していきたいと思ってらっしゃいますか。

山口知事  元々通過点というふうにSAGA2024を思っていましたので、それこそSAGAアリーナにしてもアクア(水泳場)にしてもプライミングベースとか新しいさまざまな設備をつくったり改築したりしました。レスリングだったり、フェンシング場、ホッケー場などもね。

いい形でトレーニングセンターをつくりましたが、それは国スポのためじゃないんですね。全障のためでもなくて、むしろその先にどううまく使えるのかというところで考えていました。そのため仮設ではなく、その先でも使えるようなものをこれからもつくります。しかも今回、国スポ、全障スポのために佐賀の選手団に入ってくれたメンバーも数年前からいるわけですが、7割以上が残ってくれているんですよ。これがすごく嬉しくて、SSPにすごく共感して、これから指導者として佐賀の子どもたちも育てたいという流れになっています。たとえばこの過程の中で、女子柔道やレスリングが急に強くなって選手が全国から佐賀に集まり出すようになりました。

これはすごく良いことで、佐賀で育てられることがとてもいいことだなって思ってくれて。寮も実は3カ所(佐賀・鳥栖・太良)に最初はつくったのですが、3ヵ所では全然足らなくて今からアスリート寮を量産しようと思っています。

3カ所では全然足らないため久光製薬さんとか九州電力さんとか企業とタイアップして、企業の寮なども我々がファンドで入れたりしながらやってるわけで、そういったところをもっとこれから増やしていって、多くの人たちを佐賀で育てたいと思います。まさにそれ自身が地域振興でもあるし、女性アスリートに対しても女性外来を設けたり、窓口を設けたりして支援し、アスリートの人生にコミットしていい人生を歩んでほしいと思っています。

だから、みんなの人生を考えてあげないと、単にその時の大会だけとかじゃなくて、彼らが本当に就職するなら佐賀に就職してもらって、そのために斡旋をしたりしながら、アスリートの育成を広げていく良いきっかけにはなりました。そのように、リーダーが国スポ全障スポをきっかけにすればいいと思います。

単にそれを開催することだけを目的にするから、お金がかかるとかね。せっかくだから、いいお金の使い方ができるスポーツの良さをみんなで体感できて前へ進むいいチャンスだと思えばいいのに、なんでそんな財政のことばかり言うのかと思います。

渡邉理事長  SSPっていうのがベースにあると、当然バックキャスティングでものを考えて、高等学校などにもクライミングウォールとかホッケー場をおつくりになってずっとレガシーでお使いになるんですよね。そこで人が育っていってアスリート、指導者に変わっていくわけなんですが、他の県ってなかなかこういったベースになるプラットフォームがないんですよ。 だから国スポ全障スポをやろうと思うと一過性になってしまうのだと思うんですね。

山口知事  これはもったいないことです。

国スポの在り方

渡邉理事長  そこは知事の立場で全国知事会っていうのもおありになりますけど、どうお考えになって他にどういうふうにメッセージを出したいですか。

山口知事  もっとリーダーにはスポーツの現場に足を運んでほしい。そこには多くの感動があるし、単に試合をみたって気持ちって動かないんです。そこに解説があって、自分が知っている選手がいて、その選手の人生に寄り添うからこそ、その涙の意味がわかるんですよ。ストーリーがあるのです人生と一緒でね。

だからそこをみんなが共感できるようになったら、すごく地域が盛り上がるし、そこを佐賀県は今回のSAGA2024では大事にしていました。今回すごく嬉しいデータがあって、8割以上が「SAGA2024がよかった」と言ってくれたんだけれども、一番多かったのが10代だったんです。

渡邉理事長  これは大事ですね。

山口知事  そう。だいたい佐賀県の場合、いろんなデータで高齢者の評価が高いです。でも今回は10代が一番高かったということは、この子たちは50年経って60歳になったって「あの国スポ・全障スポがよかったよ」と語り草になります。まさにレガシーです。

そのため本当にあの子たちが自分たちの自発的な意思で、「放送部だって普通に読まなくていいんだよ」って、「好きにしゃべりなさい。それで失敗してもいいから、そこから何か生まれるし」という気持ちで高校生みんなが新しい挑戦をしましたし、そういったところがすごくよかったです。決まりきった「この線を越えてはいけません」じゃなくて、「この線を越えなさい。失敗してもいいからね」っていう全く逆転の発想というか。

僕からみれば当たり前の発想なんだけど。日本が逆に今までちゃんとルールどおり規則どおりピッって笛の通りにやるようにといったやり方が、今はもう曲がり角を迎えているのではないかと。だからこうやってみんなが「いいんですか」、「好きにやっていいんですか」っていうところが良いのです。

渡邉理事長  すごいリーダーがいらっしゃって、皆さんもさきほどは話を聞いておりましたけれども、知事の何かエキスが移植されたようで、すごく元気に嬉々としていろんな話をしてくれました。

山口知事  うちの県庁職員は。

渡邉理事長  ダイバーシティがあるそうですね。

山口知事  中途採用が日本一だし、一人一人がすごく個性派なのです。やはり同質化した集団は駄目なんですね。いろいろな奴がいると「ああそうか」って自分自身もね。だからリーダーである指揮者である私ですらなるほどなって思うし、少なくとも僕よりもプレーヤーとしてはイケてる奴が沢山いるので、指揮棒を振るという意味では、私の幅広い経験があるのかなと思うんだけど、でもやはりいろいろな音楽の奏で手がいないと単調な音楽でつまらないんです。だから、そういうメンバーが今回いい躍動の仕方をしたなと思いますね。

SAGA2024大会の総括

渡邉理事長  なるほど、まだ評価検証っていうのは時間も経ってないし、難しいところがあると思うんですけど、SAGA2024を実際にやって、知事としての手ごたえや、当初構想していたものと比較して、総括されてみるとどうでしたか。

山口知事  私は想像以上に何か共感が得られたかなと思います。役所の仕事って半々だったら御の字で、いろいろな批判があってもこういうイベントですから。今回については8割以上の人たちが「よかった」と思っていただけました。むしろ反対意見の人が10%ちょっとで、その一番の理由が「自分には関係がなかったから」っていうことだったから、「さもありなん」ってことです。

逆に言えば、その子たちは参加できなかった。その点は僕は残念だと思うし、もうちょっと手を差し伸べればと思うけど、参加できた人間はとてもいい気持ちで参加していたので、財産だなと思いました。
ただ、これを今後さらにみんなの気持ちがいい方向に一つになったら、佐賀のために動かしていくのがこれからの真骨頂です。

渡邉理事長  例の国民スポーツ大会を考える有識者会議では、かなり多くの有識者の方が開会式や各競技に行かれたそうですが、総じて高評価だったんですよ。国体が国民スポーツ大会になるとこんなに変わっちゃうのかなと。プラスの評価が非常によかったんですね。

山口知事  でもね、この大会のテーマ「新しい大会へ。すべての人に、スポーツのチカラを。」はこの国体騒動、国体見直し論が起きる前から、僕らは実は本当は2024じゃなくて2023年に行う予定でした。鹿児島県が2020年にコロナでできなかったので、2023年に入っていただいて、うちが1年ずれたんです。

でもずれてもいいけれども、譲れないのが国スポの1回目は佐賀からだと。ここだけは譲れませんでした。そのために、僕らはみんなでさんざん議論をして新しい大会を作り上げてきました。

しかも我々の誇りはあのSAGAアリーナも、バスケのBリーグが5000人以上のアリーナが必須だなんて決める前から計画をして建設していたし、そこから自然発生的に佐賀バルーナーズという当時の地域リーグから行われたバスケチームが、不思議なことにアリーナのオープニングの日にB1が決定するという。とんでもない下克上みたいな。

しかも久光スプリングスという神戸が拠点のバレーボールチームが、SAGAアリーナができたことで移転してきたわけですね。何か別に意図したわけではないけれども、何かみんなの気持ちがどんどんどんどん仲間を増やしていくっていう形になったので、プロスポーツが佐賀に集結することになって、現在お互いに連携ミーティングなどもやっております。

その先もベーシックでみんなでスポーツを楽しむところからプロスポーツまでうまく揃ってきて、これからの僕らの未来に向けて楽しみです。
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著者プロフィール

笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

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