シリーズ 選手権大会出場チーム紹介~「インサイドストーリー夏草の賦2025」 第2回 四日市ボーイズ(三重県支部)
このシリーズは開幕に先立ち、各地の予選を勝ち抜き選手権大会への出場を決めたチームのインサイドストーリーを紹介する。
題して夏草の賦(はなし)。
シリーズ第2回は、3年ぶり9度目の選手権出場を果たした三重県支部代表の四日市ボーイズ。
「勝つのは誰だ」「俺たちだ!」 「俺たちの合言葉は」「無限大∞!」 チーム全員で勝ち取った三重県支部の優勝旗
準決勝で支部内最大のライバル・伊勢志摩ボーイズと対戦、5回コールドで敗戦する。
この日から、四日市ボーイズの夏に向けた戦いがはじまった。
コールド負けの悔しさを忘れない様、ホームグラウンドのスコアボードには試合結果を掲示し、雪辱を晴らすべく夏に向けた猛練習に取り組んできた。
6月21日、快晴の四日市市霞ヶ浦第3球場で、サラスポーツ杯第56回日本少年野球全国選手権大会三重県支部予選決勝戦が行われた。
みごと四日市ボーイズは決勝に進出し、宿敵・伊勢志摩ボーイズと対戦することとなる。
秋からの奮闘努力の成果が試されることとなる。
俊足、堅守のムードメーカー・垣内康誠(かいとこうせい)が持ち味を発揮しバント。
3番・野田悠貴(のだゆうき)、4番・酒井勇聖(さかいゆうせい)、5番・河田友輔(かわだゆうすけ)のクリーンナップトリオは、この日も勝負強さを発揮、着実に得点を重ねる。
主将の鈴木 漱介(すずきそうすけ)がレフト前ヒットを放ちチームの一体感が生まれた。
投げては、今大会3度目の先発・宮﨑煌大(みやざきこうた)がマウンドで躍動、緩急自在の投球で伊勢志摩ボーイズ打線を4回まで無得点に抑え試合をつくった。
5回から四日市ボーイズは野田をマウンドに送る。今大会3度目となる勝利の方程式だ。
6回に連打で3点を失うもリードをしっかりと守りぬき、四日市ボーイズが9度目の選手権大会出場を決めた。
四日市ボーイズ背番号60番の秘めた熱き想いと最後の夏
監督に就任したのが2007年、以来、サラスポーツ杯第56会全国選手権大会支部予選優勝で通算優勝回数は60回を数える。
九鬼監督の存在そのものがチームの歴史といえる最大の功労者である。
東 克樹(横浜DeNAベイスターズ)、伊藤裕季也(東北楽天イーグルス)をはじめプロアマ球界に多くの教え子たちを送り出してきた。
九鬼監督の指導は厳しい。
熱い思いを前面に出し、厳しく叱咤激励する。
しかしその指導は、だれよりも選手思いで、選手の成長を心から願う親心を感じさせる。
OBや保護者からの信頼はゆるぎない。
そんな九鬼監督のもとに集まった選手たちが、監督最後の夏に選手権大会出場を決めた。
61回目の優勝にかける選手の思いは熱い。
チームの持続性と安定性を図るためにNPO法人化した四日市ボーイズ
チームスローガンは「凡事徹底」。
野球の技術はもちろんのこと、「当たり前のことを当たり前に」という方針のもと挨拶、礼儀、道具の手入れなど、基本動作を大切にしている。
寺田直純 (てらだなおずみ)代表が選手の精神的なサポートを実施。
技術面を伊藤達也 (いとうたつや)ヘッドコーチを中心にコーチングスタッフが熱く指導している。
そんな「四日市ボーイズ/トップエース」が今年の4月よりNPO法人「四日市トップエース協会」として、新たなスタートを切った。
これまでのチームは任意団体であったため、チームとしての契約ができず、特定の個人に責任が集中し負担をかけていた。
法人化により、チーム活動もやりやすくなり、オープンな形で運営ができるので、持続的に安定的したチーム経営を実現したいという思いから法人化を決意。
競技人口の減少など、今日の野球界は大きな問題を抱えている。
裾野拡大にもひと役かいたい、そんな大きな志を胸に、四日市ボーイズの新たな挑戦がはじまる。
(原稿:広報委員会 文中継承略)
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