【関西大学サッカー】前期リーグ最終節、関学が今季リーグ戦初黒星で首位フィニッシュとはならず。「総理大臣杯まで1ヶ月成長できる時間ある」5番SB西谷

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【関西学院大学競技スポーツ局】


関西学生サッカー1部リーグは前期と後期で分かれており、それぞれ11試合、合計12チームによる関西の大学サッカー頂点を決める大会。
前期10節まで首位を走ってきた関学は今回の最終節で宮本恒靖氏らを輩出した名門同志社大学と激突した。
試合は前半8分に先制点を奪われ、このゴールが決勝点。最後までチーム一丸となって攻撃に転じたものの、0-1で悔しい敗戦となった。

《関学》スターティングメンバー 【関西学院大学競技スポーツ局】

試合前、選手を送り出す早崎監督と中島GKコーチ 【関西学院大学競技スポーツ局】



前回、京都橘大との激戦を制し、総理大臣杯出場を決めた関西学院大学。勢いそのままに、同じスターティングメンバーのまま4-2-3-1の布陣で同志社戦に臨んだ。

試合開始早々、積極的に攻めに出るも、相手の固いブロックを崩しきれず苦しい展開が続く。
試合が動いたのは前半8分、相手GKの大きく蹴り上げたボールを同志社14番中山が巧みなドリブルからゴール前へ際どいクロス。このボールを相手FWに押し込まれ、0-1と追いかける展開に。
なんとか追いつきたい関学はCB古田(=V・ファーレン長崎ユース)と西田(=阪南大高)が逆サイドの空いたスペースへ積極的に対角のロングボールを送り、チャンスを作ろうとするも相手の守備を崩しきれず、そのまま0-1で前半を折り返す。

CKのシーン、DF陣も攻撃参加し、同点弾を狙う関学 【関西学院大学競技スポーツ局】

幅広いプレースタイルでゴールへ果敢に攻める2年生ストライカーの山本(=高川学園高) 【関西学院大学競技スポーツ局】

ハーフタイム、良い雰囲気で選手を送り出すチーム一丸となったベンチワーク 【関西学院大学競技スポーツ局】



今シーズン、幾度となく「逆転する力」を見せてきた関学。
0-1で折り返した後半、流れを引き寄せるべく、7番篠原(=神村学園高)と17番金山(=近江高)を投入し、攻撃に厚みを作る。
左右のスペースを広く使いながら前半より相手陣内深くまで攻め込む関学は後半16分に右サイドでの連携からゴール脇のスペースに6番先田(=サガン鳥栖ユース)が走り込み、チャンスを迎えるも相手DFに阻まれる。
試合終盤には全ての交代カードを使いSB鈴木、MF澤田、MF稲川の3選手を投入し、最後まで諦めずにゴールへ迫る。
後半38分には同志社右サイドのクロスから絶体絶命のピンチを迎えるも、GK宮本(=名古屋グランパスユース)が魂のセーブ。今シーズン何度もピンチを防いできた守護神がこの試合も最後までチームを支え続ける。
試合終了のホイッスルまで、全員攻撃で攻め続けたものの、最後まで相手の固い守備を崩しきれず、前半の1点目が決勝点。今季リーグ戦初黒星と悔しい結果とはなったものの、早崎体制1年目で総理大臣杯出場権獲得、リーグ戦は前期2位フィニッシュと好成績を残した。
今後、1ヶ月のシーズンブレイクを挟み、いよいよ9月に東北で開催される全国大学サッカー頂点を懸けた戦いへ満を持して挑む。

サイドで果敢にチャンスを作る関学攻撃陣 写真は25番MF鈴木(=米子北高) 【関西学院大学競技スポーツ局】

試合後、ベンチに戻る選手たち 【関西学院大学競技スポーツ局】

<選手インタビュー 5番DF西谷(=関西学院高)>

---関西学生サッカーリーグ、前期シーズンを通した感想---
リーグは勝つことができなくても、引き分けとかで負けがなかったのが、一番チームとしてはプラスだったかなと思っていた。それが今、最終節に負けても2位で折り返しているので、そこにつながってきているのは良いところ。
ただ、どの試合も失点する時間帯だったり、ゴール前の攻守の質を改善していけば、チームとして楽に試合を進められた試合もあると思うし、そういうところは後期に向けて改善するところがあるかなと思う。


---今シーズン、CBから左SBへとコンバートされた中で、自分自身の役割をどのように受け止めているか?---
監督から求められているところは守備の面かなと思っていたのでセンターバックからサイドバックに代わっても、守備のところは手を抜かずに、妥協せずにひたすらやり続けるというところとは意識していた。
加えて、サイドバックだったら攻めることも必要なので、少しでも攻撃でチャンスを作れるように意識していたり、少しでも自分のところにボール来た時には(相手のプレスに)はまらないように心がけていた。


---8月のシーズンブレイクを挟んで、9月の総理大臣杯に向けた意気込みは---
関西リーグ首位で総理大臣杯に出られないのはちょっとマイナス。ただ1か月成長できる時間があると思う。本当に一瞬なので、夏の期間は一日一日を1人ひとりがいかに大切にトレーニングできるかで、9月の試合の内容というのは本当に顕著に表れる。そういうところを成長して、チーム力の底上げができて挑めたら、日本一に少しでも近づけるかなと思う。

強靭なフィジカルとディフェンス力で監督からの信頼を掴む5番西谷 【関西学院大学競技スポーツ局】

【関西学院大学競技スポーツ局】


(取材・文 草山健吾)
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著者プロフィール

―“Mastery for Service”と“Noble Stubbornness”― 競技スポーツ活動は、自分のためにあるのではなく、チームのため、大学のため、社会のために貢献することに繋がっていきます。本学ではスポーツを通して、スクールモットーである“Mastery for Service”を体現する世界市民育成を目指しています。誇り高く、粘り強く、学生がスポーツと勉学に品位をもって取り組む姿(体育会のモットーである“Noble Stubbornness”)を応援してください。

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