7月6日、パ・リーグ球団主催のファーム公式戦4試合が行われる。

　森林どりスタジアム泉では12時から、イースタン・リーグ公式戦、東北楽天対巨人9回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（5位）対巨人（2位）4勝3敗1分

　東北楽天の安田悠馬選手はケガの影響で戦列から離れていたが、前試合で「5番・捕手」として実戦復帰を果たした。昨季は一軍で34試合に出場し、打率.262をマーク。今季は太田光選手や石原彪選手に加え、堀内謙伍選手が再び頭角を表すなど、正捕手争いが激化している。一軍復帰へ、まずはファームで感覚を取り戻したい。

　CAR3219フィールドでは13時から、イースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対北海道日本ハム10回戦が行われる。

【今季対戦成績】埼玉西武（3位）対北海道日本ハム（4位）5勝4敗

　埼玉西武は、セデーニョ選手が前日2安打1打点の活躍を見せるなど、打率.351と好調を維持している。一軍では38試合に出場するも、打率.190と苦戦を強いられ、6月23日に登録抹消となっていた。ここから巻き返しを図りたい。

　対する北海道日本ハムは、上川畑大悟選手が二軍で再調整を行っている。開幕一軍スタートも、打撃不振で4月28日に登録抹消。6月1日に再度出場登録されたが、打率.167と状態が上がらなかった。レギュラー奪取へ打撃で好成績を残せるか。

　ロッテ浦和球場では12時から、イースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対東京ヤクルト10回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（1位）対東京ヤクルト（8位）6勝3敗

　千葉ロッテは、上田希由翔選手に注目したい。前試合こそ安打が出なかったものの、3日・東北楽天戦では、2安打1打点の活躍で7連勝を後押しするなど、ここまで打率.295と打撃好調だ。今季は、開幕一軍でスタートするも、13試合で35打数4安打1打点、打率.114と結果を残せなかっただけに、一軍再昇格に向けて、まずはバットで結果を残したい。

　タマホームスタジアム筑後では13時から、ウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日12回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（3位）対中日（1位）3勝8敗

　5月にトレードで福岡ソフトバンクへ移籍してきた秋広優人選手は、移籍直後から一軍に帯同するも、6月17日以降6試合連続無安打に終わり、7月3日に登録抹消。代打出場となった4日は1打数無安打だったが、翌5日の試合では第1打席でウエスタン初安打をマークした。恵まれた体格を生かした打撃で存在感を示していきたい。