逃げ連対率75%も手薄なメンバー、好枠に入った差しを狙え/佐賀競馬・大恵総合研究所佐賀支部
今夜も20時35分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
1番人気の3着内率100%
競馬リポーターの大恵陽子です。
佐賀競馬は毎週、土日の2日間開催なのですが、今週は土曜日のみの開催。
少し寂しくはありますが、先週は木曜日に九州産馬限定のJRA交流レースがあり、7月22日(火)には九州産馬の頂上決戦・霧島賞が予定されています。
夏は九州産馬が盛り上がる季節。
7月19日はJRA小倉競馬場で行われるひまわり賞(2歳、九州産馬限定、芝1200m)にエイヨーニニギが山田義貴騎手、ニシカラキタユウマが金山昇馬騎手で参戦を予定しています。
ぜひこちらにも熱い声援をお送りください。
さて、今夜の佐賀最終レースは「C2クラス」「ウーマんチャンス」「1400m」という条件。
「ウーマんチャンス」とは賞金下位から順に編成された牝馬限定戦です。
今夜は大外のパドマーワト(牝7)を除き、4歳~6歳の牝馬が集まりました。
今夜と似た条件の直近1年の成績は下表の通り。
「C2クラス」「ウーマんチャンス」かつ、コースを1周する「1300m~1400m」の最終レースの成績をまとめました。
人気では、単勝1番人気が3着内率100%。
単勝3番人気以内の馬が複数頭、3着以内に入ったのは4レース中3レースと上位人気に厚い信頼が置けます。(オレンジマーカー)
通過順では逃げが連対率75%。
逃げて上がり3ハロンを41秒0以下でまとめられれば、連対率100%でした。
一方で、6番手以下からの差し馬が3着以内に入ったのは4レース中3レース。(緑マーカー)
「逃げ」+「差し」が基本的な上位構成となっています。
逃げ馬手薄のメンバー構成
今夜は逃げ・先行が少ないメンバー構成で、その中で前に行くのはおそらく⑨ペアと⑥ゼットランポです。
ここで気になるのは、前述の通り「逃げて上がり3ハロンを41秒0以下でまとめられれば、連対率100%」という点です。
両馬は近走、先行してもこのラインに乗るか乗らないか、というところ。
果たして逃げたとして粘り腰を発揮できるかどうかが気がかりです。
そこで、各馬についてもう少し詳しく見てみましょう。
まずは逃げが有力視されている⑨ペアについて。
同馬は2走前、ウーマんチャンス(1400m)で4番手に先行し上がり41秒0で8着。
勝ち馬は逃げて39秒8でまとめており、着順を大きく落とす結果となりました。
今春の佐賀移籍以降、中団以降から運んでも上がり41秒台というレースも多く、最も速い上がりで40秒9。
最後方から運んで最下位入線した時でした。
⑥ゼットランポも基本的に位置取り関係なく上がり3ハロンは41秒台というのがここ1年の成績。
ただ、1レースだけ気になるのがあって、今年1月18日のチャレンジシリーズ。
全馬がひと固まりになって運ぶゆったりとしたペースを2番手から運び、上がり3ハロン39秒7でした。
4コーナーで外から交わされて厳しくなりましたが、直線は粘って3着とは0秒1差の5着。
このように、道中をゆったりとしたペースで運べれば、粘れる可能性がありそうです。
今夜は前に行きそうな馬がここに挙げた2頭ですから、そうなればペースが落ち着く可能性も高そう。
資金に余裕があれば⑨ペアも買い目に入れたいところですが、どちらか1頭に絞るなら⑥ゼットランポでしょう。
差しの好枠は?
差しはスローペースになると上位入着が難しく、展開に左右される面が大きいのですが、枠順も好走要件の一つを占めます。
では、差し馬にとっての好枠はどこでしょうか。
今夜と同じ「C2クラス」かつコースを1周する「1300m~1400m」での直近1年での差し馬の馬番別成績が下表の通り。
勝率が最も高いのは2番枠でした。
他の馬番の多くが5~6%で推移するのに対し、2番枠は勝率8.1%。
3着内率では8番枠が最も高く、29.9%という結果になりました。
そして、今夜の出馬表を見ると、好走枠の2番枠と8番枠に入ったのはいずれも差しの有力馬。
②ワンダーアレグリアは直近3走で上がり3ハロン39秒台の脚を繰り出し、このクラスとしては上位の末脚。
⑧スマイルサンライズは3走前、1400m(重)で上がり3ハロン37秒7という驚異的な末脚で5着。
次点の馬に1秒5差をつける末脚を見せていました。
そういったレースぶりからも、馬番別成績からも、この2頭は狙いたいところです。
では、気になる予想と買い目は?
3走前に鋭い末脚も見せているほか、近走でも上がり3ハロン39秒台の脚を使えています。
位置取りがかなり後方になるため馬券圏内までは届いていませんが、今夜のメンバー構成なら普段よりやや前目につけられないかな、というところ。
②ワンダーアレグリアも近走で39秒台の上がりを使えている馬。
2番枠に入り、ここから外3頭は控える競馬をする可能性が高そうなため、内枠を利して少しでも前目につけられればさらに好走確率は上がりそう。
⑥ゼットランポはスローペースからの粘り込みに期待。
①ノボリサクラの差し、押さえで⑨ペアまで。
買い目は3連複フォーメーションで「逃げ」+「差し」の形を組みます。
⑥⑨-①②⑧―①②⑥⑧⑨ 9通り
文・大恵陽子(おおえ ようこ)
競馬リポーター。小学5年生で競馬にハマり、地方競馬とJRAの二刀流。毎週水曜日は栗東トレセンで、他の日は地方競馬の取材で全国を駆け回る日々。グリーンチャンネル「アタック!地方競馬」「地方競馬中継」などに出演のほか、「優駿」「週刊競馬ブック」「うまレター」「馬事通信」など各種媒体で執筆。
「大恵総合研究所」なるデータ分析機関を勝手に設立し、現場取材で得た騎手・調教師などの談話をヒントに、馬場傾向やレース傾向を導き出して精度向上に励む。
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