【第2回】プロスポーツビジネスの神髄に触れる!──即戦力になるための実践講義 滋賀レイクスの現場から
講義を受けたのは将来、プロスポーツ業界の最前線で働くことを夢見て活動を行っている、びわこ成蹊スポーツ大学プロスポーツコアチームの学生たち。滋賀レイクスの経営を担う責任者が語ったことは、選手の活躍だけでは語れないクラブの裏側と、地域との深い絆だった。
本記事では、びわこ成蹊スポーツ大学プロスポーツコアチームの学生4名が、講義を通じて得た学びや気づきを学生ならではの視点で綴る。
プロスポーツを「支える側」になるという選択——講義で感じた現場のリアル
講師から語られたことは、「勝敗はもちろん大切だがそれ以上に、地域とどうつながるか」「スポンサーとどう信頼関係を築くか」といった、表面には出ないが、欠かせないテーマばかり。スタッフの一人ひとりが“チームの価値”をどう高めていくかを真剣に考えていることが伝わってきた。
講義中は、まるで自分がチームスタッフの一員として会議に参加しているような気分に。現場の判断や経営戦略の裏側をリアルに感じることで、スポーツビジネスの世界がぐっと身近に感じられた。
「選手以外にも、スポーツの現場で活躍できる仕事がある」。そんな気づきが得られた今回の講義は、学生に対して将来の進路選択に大きなヒントを与えてくれた。
滋賀レイクスの舞台裏に迫る——プロスポーツビジネスの最前線
講義では、数字に裏付けられたリアルな現状が示され、プロスポーツ業界の抱える課題や可能性についての理解が一層深まる内容であった。また、滋賀レイクスの現状にとどまらず、他のBリーグチームとの交流会のエピソードについても話があり、バスケットボール業界全体に関する視野も広がる内容となった。
座学だけにとどまらず、ディスカッションや意見発表の場も設けられ、終始、参加型講義の熱気に包まれていた。
今回の学びは学生にとって、将来プロスポーツ業界で活躍するための大きな一歩となった。
「現場で即戦力に」──プロスポーツコアチームの学生が挑む実践の夏
同学生は現在、プロスポーツチームの広報、運営、ファンづくり、地域連携といった分野を実践的に学びながら、日々スキルを磨いている。将来は、“スポーツが持つ力”を社会に広く届ける存在として、プロの現場で即戦力として活躍することを目指している。
この夏には、セレッソ大阪のインターンを控えており、現場の最前線に飛び込むことで、より実践的な学びを深める意向だ。
「実際の現場に入るからこそ、自分の強みや課題が見えてくる。現場で必要とされる力を体得し、将来に直結する経験を積みたい」と熱い意気込みを語る。
びわこ成蹊スポーツ大学 プロスポーツコアチーム3期生
奥村 彩乃
高谷 琉那
山本 優夢
和田 碧
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