江良、ハラトアがJAPAN XVとしてマオリ・オールブラックス戦に出場!次戦ウェールズ戦での初キャップに期待

チーム・協会

代表初召集となるハラトア選手、合宿中の感想を聞かれ「初めての宮崎での生活ですが楽しんでます。少し瘦せましたけど」とコメント 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

リーグワン終了からちょうど4週間。日中に早くも聞こえた蝉の鳴き声が、本格的な夏の到来を伝えたこの日、リポビタンDチャンレンジカップという新たな戦いが始まった。オレンジのジャージーを脱ぎ、宮崎の合宿地に集い、紅白のスタンドを背にチームの垣根を超えて日本を背負って戦う。6月28日、秩父宮ラグビー場で行われたJAPAN XV vs マオリ・オールブラックス戦では、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの所属選手として、フッカーの先発に江良颯選手が、バックスのリザーブとしてハラトア・ヴァイレア選手が出場した。

試合は20対53で日本が敗れたものの、それぞれがチームでも見せたようなパフォーマンスを披露して、次戦のウェールズ戦への出場にアピールした。

江良選手は、後半5分にシンビンにより一時退場したものの、スクラムやラインアウトのセットピースで貢献。
この日の指揮官であるニール・ハットリーコーチングディレクターも「(江良選手の)スクラムやラインアウトのセットピース、そしてタックルはポジティブな部分だった」と評価する通り、リーグワンで培った接点の強さを存分に発揮した。
マルコム・マークス選手を相手にレギュラーを争い、日々の練習で鍛えたスクラムでは「スピアーズではヒットスピードの部分を意識して取り組んできました。後藤コーチにも(日本代表では)そこの部分を見せてほしいといわれていたので、この試合でそれが発揮できたことはよかったと思います」と手ごたえを掴む。

江良選手は入団2年目となる2024-25シーズンで19試合に出場。低いスクラムが自分の強みと語る。 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

また、ハラトア選手は後半13分から出場。ファーストタッチで対人の強さを見せ存在感を示した。
センターでの出場は予定外だったというものの、「スペースを見つけた瞬間、迷わず突進することを決めた」と持ち前のアグレッシブな姿勢を代表でも忘れない。

次戦のウェールズ戦で代表初キャップが期待されるが、「それはまだわからないことだが」と前置きしつつ、「出れば日本のために頑張ります」と力強いコメントを残した。


次戦は7月5日(土)ウェールズ代表戦。スピアーズからは今回出場した江良選手やハラトア選手のほか、紙森選手、為房選手、マキシ選手、藤原選手など計6名が召集されている。
文:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ広報担当 岩爪航
写真:チームフォトグラファー 福島宏治
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著者プロフィール

クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、日本ラグビーの最高峰「ジャパンラグビーリーグワン」に所属するラグビーチームです。。1978年創部し1990年にクボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市の(株)クボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備しました。「Proud Billboard」のビジョンの元、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っています。またSDGsの推進や普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進しています。

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