オビエドが25年ぶり快挙。プレーオフ制し、悲願のラリーガ EA SPORTS 昇格を果たす
敵地での第1戦は初昇格を目指すミランデスが1ー0で先勝。第2戦もその勢いを持ち込み、16分にホアキン・パニチェッリがイケル・ベニトのクロスを頭で合わせ、先制点を流し込んだ。チーム得点王のアルゼンチン人FWは今季のラリーガ HYPERMOTION で40試合に出場し、グラナダのルイス・スアレスに次ぐ20得点を量産。終盤戦は7試合も不発が続いていたものの、プレーオフ準決勝の2試合では4アシストを記録し、クラブ史上初の決勝進出に貢献していた。
延長戦ではオビエドが主導権を握り続け、103分に途中出場のフランシスコ・ポルティージョが鮮やかなボレーシュートで勝ち越しゴールを獲得。ベティス、ヘタフェ、アルメリア、レガネス、そしてオビエドと異なる5クラブでラリーガ EA SPORTS 昇格を成し遂げた試合後、ポルティージョは次のように語っている。
「あのシュートには全てを込めた。ミランデスには苦しめられたけど、驚きはしなかった。相応しい勝利だった」
ベリコ・パウノビッチ監督が就任したシーズン終盤を9勝4分1敗で駆け抜け、オビエドは2000/01シーズン以来となるラリーガ EA SPORTS 昇格を果たした。試合後のピッチにはスタンドからファンが押し寄せ、お祭り騒ぎは翌日のパレードまで延々と続いたのだった。
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