早大庭球部男子 199回目の早慶戦 慶大撃破で4大会ぶりに雪辱を果たす!
【早稲田スポーツ新聞会】記事:石澤直幸 写真:髙津文音、林朋亜、西塚奏琉
男子ダブルスは3試合が同時に始まり、第2コートには栗山晃太朗副将(社4=東京・相生学院)と島笙太(スポ1=岡山・関西)が出場した。試合は序盤から互いに譲らない一進一退の攻防が続き、1セット目からゲームカウント5-5までもつれる。しかし終盤、レシーブに乱れが出てしまい、勝負所で痛恨の連続失点。続けざまにゲームを取られ、第1セットを落とした。次の第2セットも慶大の流れは変わらず、常に背中を追う展開。長いラリーを制した気迫プレーには盛り上がりを見せたものの、ゲームカウント4-6で第2セットを落とした。追い込まれた栗山・島組は、第3セットも苦しい展開となる。1-3で迎えた第4ゲームはラブゲームで反撃を見せるものの、その後は1ゲームも取れずに敗戦。早慶戦は黒星スタートとなった。
結果
ダブルス
D1○藤田大地・森田皐介3ー2(2-6、6-3、4-6、6-4、6-2)菅谷優作・有本響
D2●栗山晃太朗・島笙太0-3(5-7、4-6、2-6)眞田将吾・怜ジョーンズ怜音
D3○前田優・本山知苑3ー1(5-7、6-4、7-6(4)、6-2)石島丈慈・安藤凱
シングルス
S1●遊川大和1ー3(4-6,6-2,2-6,4-6)菅谷優作
S2●安藤雄哉0ー3(3-6,1-6,2-6)ジョーンズ怜音
S3○島笙太3ー1(1-6、6-3、7-6(3)、7-6(5))有本響
S4◯前田優3ー1(1-6,6-4,7-6(6),6-3)眞田将吾
S5◯本山紫苑3ー0(6-3、7-6(5)、6-1)安藤凱
S6○森田皐介3ー0(6-3、7-6(7)、6-1)古姓寛樹
コメント
ーーご自身の試合全体を振り返っての感想をお願いします
4年ぶりの勝利となり、素直に嬉しい気持ちで一杯です。今年度のスローガンである「ブレイクスルー」を体現できた2日間でした。今年度、良いスタートを切るという面においても早慶戦優勝は自信にして良いと考えております。しかし、今年度も王座優勝という大きな壁の先にある目標を叶える為には、まだまだチーム状況、実力共に不十分であると考えています。この結果に満足せず、一人一人が王座優勝に向けて日々小さな壁を打ち破りながら精進して参ります。
ーーダブルスは死闘となりましたが、勝因をあげるとするのなら何ですか
応援の力を借りて勝負することに尽きると思います。あとは、勝負時の思い切りが勝負を決めたと思います。常にポジティブに周りの声を聞きながら自信を持って戦うことで勝利に繋げることが出来たと思います。
ーー雨天による中断明けはかなり苦しんでいましたが、どのようなことを意識して修正しましたか
基本に忠実にプレーする事を意識しました。やはり相手も強い中で焦りはありましたが、最終的な勝利を見据えて戦う事で徐々に自分の実力を取り戻す事が出来ました。
ーー森田選手にメッセージなどあればお願いします
ダブルスでは4年生3人、3年生が1人の中で引かずに勝負している所が頼もしかったです。次のインカレは第3シードとして出場しますが、優勝出来る様に調整していきたいと思います。
ーー4大会ぶりの勝利ですが心境はいかがですか
199回という長い歴史の中で1回の勝利に貢献する事が出来て、素直に嬉しい気持ちで一杯です。3大会ぶりとなりましたが、最終的に勝つのは早稲田である事と部員全員がそれぞれの立場を全うする事を意識して、夏に向けて精進していきます。
ーー今後の意気込みをお願いします
自身は主将という立場でチームの方向性と勢いを加速させる役割を全うし、王座優勝に向けて全力で突っ走りたいと思います。早稲田大学硬式庭球部を名実共に日本一達成に向けて、全員全力で最後まで戦い抜きたいと思います。それと同時に今年度のスローガンである「ブレイクスルー」をしたいと思います。
前田優(スポ2=兵庫・西宮甲英)
ーーダブルスの試合を振り返っての感想をお願いします
正直苦しい試合でした。勝たなければいけない、落とせないというプレッシャーの中、中々調子が上がらず、序盤は相手の質の高いプレーに押されていました。しかし、ペアの本山と二人でエネルギーを出し、自分たちの試合だけに集中する事で徐々に良いプレーが増えていきました。3セット目のタイブレークでギアを上げれた事がここぞという時に取りれない去年の敗戦から大きく成長した部分かなと思います。応援やサポートしてくれた部員の力も非常に大きかったです。
ーーシングルスの試合を振り返っての感想をお願いします
試合を振り返るとスコア以上に追い詰められていた試合だったと思います。2セット目では、5ー1から5ー4、0ー40、3セット目にはタイブレーク4ー6とどちらも危ない場面がありましたが、最後は気持ちで勝ちきる事が出来たと思います。まだまだ課題は山積みですが、この様な接戦をものにすることが出来たのは大きな自信に繋がりました。
ーーシングルスでは1セット目を大差で落としましたが、どのようなことを意識して修正しましたか
正直落とした事自体はあまり気にして無かったですが、プレーの質が中々上がらない事や、相手の穴を見つけられない事に多少焦りを感じていました。でも普段からよくある事だし大丈夫か。と楽観的に捉える事が出来ていたのは振り返ってみると良かったかもしれません。
ーー第3セットのタイブレークを振り返っていかがですか
紙一重なポイントが多く、技術では無く気持ちでとる事が出来たタイブレークだと思います。緊張している場面程、守るのではなく、攻撃的なテニスを心掛けた事が良かったと思います。
ーー勝利の瞬間は地面に倒れ込みましたが、その時はどのような心境でしたか
ホッとしたことから体の力が一気に抜けて倒れ込んでました。仲間の歓声を聞いて嬉しさも噛み締めていました。
ーー大会全体を通じて手ごたえを感じた部分は
全体的に攻撃的なプレーを最近は心掛けて練習していた為、それが少し結果として出たので手応えを感じました。
単複共にネットプレーが上手くいっていたと思います。
ーー今後の意気込みをお願いします
今回の早慶戦が今年の最終目標では無く、インカレ(全日本学生室内選手権)やリーグ(関東大学リーグ)、王座を見据えた良いスタートラインだと思っています。今後は今回の早慶戦で明らかになった個人としての、そしてチームとしての課題を一つずつ地道にクリアしていくことに尽きると思います。また、今回の早慶戦で応援やサポートして頂けることへの感謝も改めて感じたため、この気持ちを忘れずに全員で王座優勝という最高の景色を見たいと思います。
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