「『なぜプロレスを?』と言われたら、好きだから」東京五輪の柔道100kg級金メダリストのウルフ アロンが、新日本プロレスに電撃入団!デビュー戦は1.4東京ドーム大会に決定!!【6.23緊急会見】
■棚橋弘至社長のコメント
■ウルフ アロン選手のコメント
先ほど棚橋社長からお話があったとおり、私のほうから新日本プロレスに入りたいとお話をさせていただきました。大学生の頃、録画した『ワールドプロレスリング』を観るのが毎週日曜日の楽しみで、選手のみなさんが裸一貫で闘っているカッコよさ、また柔道とは違った見せ方に魅力を感じ、いつか柔道で思い残すこと、やり残すことがなくなったらプロレスをやりたいと思っていました。
■木谷高明オーナーのコメント
ウルフ選手は柔道では大内刈りとか内股とか、僕から見るとけっこう派手に決めているなというふうに映ったんですが、本人は『とにかく勝つことを緻密に考えた結果です』先ほど控室で言っていただいたんですが、その柔道での必殺技に匹敵するようなプロレス技を、プロレスのリングで炸裂させることを、いちファンとしても期待しております。
※3人がコメントを終えると、契約書にサインを交わした。
■質疑応答
――棚橋社長にお聞きします。その強い希望をウルフ選手から申し入れた、そのウルフ選手の言葉の中で、とくにプロレスラーになりたいっていう熱意を感じた言葉があれば教えてください。
棚橋「はい、ありがとうございます。やはりあのプロレスに対して、愛情があるかどうかっていうのは、とても大事で。プロレスがとても好きだということを言っていただいたので、それがやっぱり僕はすごく、「これはうれしい」。うれしいことでした。ありがとうございます」
――交渉の経緯でお話しできる範囲で構わないんですけども、そのウルフ選手からの要望があった時期はいつ頃だったのか、どういうかたち内定をしたのかということを教えてください。
――ウルフ選手に二つ伺います。冒頭、棚橋社長からもありましたけれど、日本のオリンピック金メダリストとして、初めてプロレスに転向される。オリンピック金メダリストというものを背負って初挑戦するその覚悟であったり、どんな思いを持って挑みたいのかということを伺いますか?
ウルフ「そうですね。まずはやっぱり、僕自身がオリンピック優勝した競技は柔道なので、一回その気持ちを捨てなければならないというふうに感じています。 やっぱりそのプライド、柔道っていう競技はプライドを持ちながらやってきましたけど、これから始めるのはプロレスという競技なので、そこに対して自分は柔道金メダリストなんだっていうふうなプライドを最初に持ってしまっていると、それは僕にとっては邪魔になってしまうので、一回そういうものはすべて捨てて。
本当に真っさらな状態で、もうイチでもなく、ゼロからの状態から、しっかりと積み上げて、土台を積み上げて。やっぱり土台を積み上げないと、きれいな建物は作れても、やっぱ丈夫な建物は作れないと僕は思っているので。しっかり丈夫な建物を作れるだけの、土台を作るために、いったんそういう気持ちはすべて捨てるようにしたいと思います」
――あと、最終的にあのプロレスに挑戦するっていう意思を固められたのはいつぐらいなのか教えていただければ。
――ウルフ選手に質問です。一点目なんですけれども、新日本プロレスを選んだ決定的な理由みたいなものはいかがでしょうか?
ウルフ「はい、まずは僕自身が大学生の頃見ていた、あの『ワールドプロレスリング』が、まず新日本プロレスだったということが一つですね。 それが一番大きいですね。本当にずっと見てきたその日本国内のプロレスってのは、新日本プロレスだったので、プロレスをやるんだとしたら、新日本でやりたいと。それ以外の気持ちはなかったです、はい」
――もう一点なんですけど、創業者のアントニオ猪木さんへの思いみたいなものはいかがでしょうか?
ウルフ「はい、数々の逸話がある中で、まだまだ僕自身は至らぬ点が多いので、少しでも自分自身も成長できるように、一日一日を大事に生きていきたいなと思います」
――ウルフ選手とそれから棚橋選手に質問があるんですが、先ほどのお話の中でも少しプロレスの練習をいまも始めているというふうにおっしゃっていたと思うんですけれど、実際にそのプロレスの道場で練習を始めてみて、一番難しいなと思ったこと、これまでご自身がやってきたことと違って、難しいなと思ったことがあるかどうか。それと、そのウルフ選手の練習を実際に棚橋選手が、何かもし拝見されていたとしたら、どんなことをお感じになったか教えてください。
ウルフ「練習自体は一番最初は5月に行かせていただいて。まだ柔道の引退試合がありましたので、引退試合が終わった6月、今月ですね。今月から本格的に練習のほうやらせていただいております。
そうですね、どうしてもやっぱり柔道家としてのクセが抜けきれてないので、そういったところで動きの違いとかにいま少し、難航している部分ではあるかなと思うんですけど、少しずつやれることも増えてきてますし、そういう一日一日の、なんか自分の成長がいますごい楽しい段階です」
――ウルフ選手にお聞きしたいんですけれども、あの畳での受け身とマットでの受け身の違いって、具体的にどういう部分にあるんでしょうか?
ウルフ「先ほど棚橋社長がおっしゃったとおり、その前回り受身。 前方回転受身に関しては、やっぱり柔道と似たところがあって、動きとしてやれている部分はあるんですけど、本当にうしろ受け身っていうところですね。柔道であれば、そのままうしろに倒れる受け身になるんですけど、プロレスのほうの受け身だと、少し足を抜くようなかたちになるので。いままでその柔道でしたことがない受け身っていうところで、少し違いがあるかなというふうには感じています。
あとはやっぱり柔道最後のほうは、僕けっこう強かったので、あんまり投げられることなかったということで、受け身あんまり取ってなかったので、ひさしぶりにたくさん受け身を取って、柔道を始めた頃を、なんかすごい思い出してます」
――永田(裕志)選手のYouTubeチャンネルに以前出演された際に、イメージ戦略が大事ってお話されてたと思うんですけれども、いま描いている選手像っていうのは、どういうものなんでしょうか?
――棚橋社長に直球で質問したいのですが、棚橋選手はまだ1月4日東京ドーム、引退試合で対戦相手が決まっていません。ズバリ、ウルフ選手とやりたいという気持ちはないでしょうか?
棚橋「オッ!(笑)。え~、あの~……、これはまあ興行的なことですけど、べつにしたほうがおもしろいかなと(笑)。 ていうだけですね。まあ、これからあの道場でね、いろいろ練習する機会もあるかもしれないので、あのノーピープルでやっておきます(笑)」
棚橋「はい。選手として? そうですね、あの……、ちょうど入れ違いなんですよね、はい。 まあでも、僕も含めてファンのかたも棚橋とウルフ アロン戦ったら、どんな試合だったかなっていうことでいいんじゃないでしょうか?」
――あのウルフ選手、棚橋選手の気持ちを変えていただけませんか?(笑)。
ウルフ「あのやっぱりこう、棚橋選手のあの引退試合っていうところが、やっぱり僕自身も『ワールドプロレスリング』、また新日本プロレスを見てた身として、やっぱ寂しい気持ちもありますし。本当、たしかにあの棚橋選手といつかは戦いたいっていう気持ちもあったので。(棚橋に)どうですか? (笑)」
棚橋「……(苦笑)」
木谷「まあでもそれは、想像にお任せするということで。」
棚橋「そうですね、はい(笑)」
――おそらくプロレスデビューということで、古い柔道ファンのかたにはちょっと難色を示すというか、アレルギーのあるかたもいらっしゃるかと思います。 そういうファンのかたがたに理解を得るために、今後どう活躍していくというイメージを、ウルフ選手はお持ちでしょうか?
――いまの話と関連しますけど、柔道界からも快く送り出していただいたという、先ほど、あの木谷社長からも話があったかと思うんですけども、今回の転向、柔道界のかたがたにこう伝えたときのこの反応であったりとか、どんなかたたちに相談したとか、そのあたり、柔道界に伝えたときの話を教えていただければと思います。
ウルフ「ありがとうございます。 相談っていう面では、まあ僕自身も自分の中で決めてたものなので、その相談っていうものはしなかったです。もう、プロレスやるんだっていうものは僕の中で決まっていたものなので。ただ、そういう話を、あの東海大学の監督の上水(研一朗)先生とか、あの全日本の元監督、井上(康生)先生とかにお話させていただいたときには、快く『いいじゃないか』っていうふうなことをおっしゃってくださったので、僕としてもより一層がんばりたいなと、やっていきたいなと思いました」
――あともう一点は大学時代、『ワールドプロレスリング』を見てて、印象に残ってたり、心を動かされたり、そういったこうプロレスラーのかたとか場面とか、どんなところが思い浮かぶかっていうのを、何人かでもいいので。
二人の、なんていうんですかね、身体だけじゃなく気持ち、もうすべてがぶつかってる。 あの試合を見て心を動かされましたし。やっぱり、そのときは柔道をやってましたけど、モチベーションにはつながってたなと。柔道をやっていく上でものモチベーションにはつながったなというふうに覚えています」
――ウルフ選手にお伺いしたいんですけれども、あの新日本プロレスに今日入団されたということで、新日本プロレスの新人はヤングライオンとして道場に住まわれたりとか、そういった雑用とかからやられるんですけど、ウルフ選手もヤングライオンからのスタートということになるのか、それともまた違う扱いになるのか。棚橋選手にお伺したほうがよろしいのでしょうか、こちらは?
棚橋「じゃあ、僕が答えますね。 はい、新日本の道場を中心に練習していただきながら、あと試合会場にも少しずつ帯同してもらって、ほかの若手と一緒に大会全体の流れだったりとか。実際、プロレスの試合を見ることもすごく勉強になりますので、そういったかたちにします。 寮にはですね、入らず、自宅から練習や大会の会場に通ってもらおうと思います」
――あともう一点、ウルフ選手にお伺いしたいんですけども、先ほど試合だけでなくすべてを見せるのがプロレスラーというふうにおっしゃいましたけれども、たとえばですけどコスチュームとか、そういったもので思い描いているものとか、現段階でありますでしょうか?
――ウルフ選手にお伺いします。いま考えているリングネームだったり、もしあの東京オリンピックのときとかにも印象的だったのが、大内刈りっていう必殺技があったかと思うんですけども、プロレスラーとしていま練習している技だったり、あれば教えてください。
ウルフ「はい、まずはですね、もう名前がリングネームみたいな名前なので、何かこれをイジるというのはあまり必要ないのかなと僕自身は思ってるんですけど。まあ、ちょっとそれもまだどうなるかわからないというところではあります。 で、まだあの練習で、技を練習する段階ではないので。
まずは土台として体力だったりとか、いままで使ってなかった筋肉を動かしたりして、全体的にプロレスに慣れる。プロレスができる身体作りをいましている段階です。 もちろん、その柔道技みたいなものを少し生かせる部分があれば、それもやりたいなっていうふうな心の中に、ちょっとした希望はあるんですけど、いまはそれを表に出す段階ではないのかなと感じています」
――ウルフ選手にお伺いしたいんですけども、まだデビュー戦は先になりますけれども、いまの段階でシングルマッチとタッグマッチ、どのような形式で試合したいと思いますか?
ウルフ「はい、ありがとうございます。 いや、どうですかね、いまの段階で。もちろんあの、できることであればシングルで戦いたいなっていう気持ちは強いですね。そこに向けての準備が必ず必要なので、それができる段階までしっかりと入念に、準備をしていかなきゃいけないなと、あらためて感じています」
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