ヤングレーサーの祭典「G3第12回イースタンヤング」（多摩川）はきのう優勝戦が行われ、宮之原輝紀が1コースから逃げきり優勝。今年V5としている。
次のあっせんは6月24日開幕の戸田SGグランドチャンピオンである。

一方、芦屋の「G3第12回ウエスタンヤング」はきょう20日が最終日。ファイナル6人のレーサーと機力評価は次のとおりだ。

1号艇　西岡顕心「調整により、バランスが取れた上位級に仕上がっている」
2号艇　常住　蓮「ターン回りの舟足はいいものの、伸びは決して強くない」
3号艇　中村日向「伸びを中心にバランスが取れた中堅上位。乗り味はいい」
4号艇　宮脇遼太「出足・回り足系の仕上がりだが、伸びに特化するかも…」
5号艇　中　亮太「ターン回りの感触がよく加速感がバツグン。まくりたい」
6号艇　森　智哉「ターン回りに関しては満足。直線でも下がることはない」

当然のことながらシリーズリーダーの西岡顕心が人気筆頭格となるだろうが、4号艇の宮脇遼太が伸びに特化した調整を示唆しており、外枠勢に展開が向く可能性が否定できない。

その場合、「最近これだけの加速力を感じたことはない」と語っている中亮太(熊本出身・福岡支部28歳)【写真2枚】のまくり差しが脅威。1周1マーク出口で並びかけることができれば、2マーク勝負できるだろう。注目したい。