【重賞見どころ・府中牝馬S】リニューアルした牝馬限定戦、下級条件・軽ハンデ馬が人気の中心か

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前走の府中千八芝で見事な差し脚を見せたカナテープ、ハンデも魅力だ 【photo by K.Koganei】

【府中牝馬ステークス(GIII)】 6月22日(日)東京競馬場1800m芝

 昨年まで阪神2000m芝で行われていたマーメイドステークスを引き継ぎ、今年から府中牝馬Sがこの時期に移行してハンデ戦として実施されるようになった。
 登録馬14頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(6月17日17時20分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・カニキュル(牝4=美浦・菊沢隆徳厩舎)2088pt
昨年は3歳牝馬三冠レースへの出走こそ叶わなかったが、GIIフローラSで3着、GIIIフラワーCも6着ながら勝ち馬から0秒3差と力を見せている。前走の2勝クラスは3馬身半差で快勝。今回は格上挑戦となるが、ハンデ52キロなら魅力たっぷりの1頭だ。

・ラヴァンダ(牝4=栗東・中村直也厩舎)1264pt
3歳時にはGIIフローラS2着、さらにGI秋華賞でも4着と世代上位の力をアピール。ここ3走は3勝クラスで2着2回とあと一歩で勝ち切れていないが、2走前のGII阪神牝馬Sで3着と好走した。クラスこそまだ下級条件ではあるが、牝馬重賞なら上位でやれる。

・カナテープ(牝6=美浦・堀宣行厩舎)1227pt
2月の前走は今回と同じ府中1800m芝で4角10番手から上がり33秒7の脚で見事な差し切り勝ちを収めた。しかも2着に負かした相手が後にGIII福島牝馬Sを制するアドマイヤマツリだから価値が高い。それ以来4カ月ぶりの競馬だが、ハンデ53キロは大きな強調材料だ。

・ミアネーロ(牝4=美浦・林徹厩舎)953pt
前走のGIヴィクトリアマイルは前日に右前肢跛行のため無念の出走取消。昨秋の秋華賞以降はどうも波に乗れていないが、それでもGIIIフラワーC1着、GII紫苑S2着の実績はここで一枚上の存在。今度こそ能力を出し切りたい。

・タガノエルピーダ(牝4=美浦・斉藤崇史厩舎)864pt
2歳時には牡馬相手にGI朝日杯FSで3着。昨年も忘れな草賞を勝つなど牝馬三冠戦線を盛り上げた。前走のGII阪神牝馬Sは2番人気で7着だったが、積極的な先行策から0秒4差なら悪くない。ポテンシャル的に今回のメンバーなら引き続き上位評価したい1頭。
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