【ハンドボール】モーテン・ソウバク氏 女子日本代表「おりひめジャパン」監督就任のお知らせ
なお、6月21日に韓国で開催される「日韓定期戦2025」については、新井翔太氏が監督を務め、日本代表を指揮いたします。
ソウバク氏は事前合宿および当日の試合に帯同のみ行い、今後の本格的な指導開始に向けた準備とチーム視察を行います。
【新監督プロフィール】
モーテン・ソウバク Morten Soubak
・1964年8月6日生まれ(60歳)
・デンマーク出身
【記者会見 ソウバク氏コメント】
本日はこのように多くの皆様にお越しいただき、誠にありがとうございます。
まず初めに、日本ハンドボール協会の皆様から大きな信頼を寄せていただいたことに、心より感謝申し上げます。日本の女子代表という、国内最高峰のチームを率いる機会をいただいたことを大変誇りに思っています。これからこのチームをより強く、より良いチームに成長させていきたいと考えています。
私はこれまで、ブラジル代表やアンゴラ代表を率いてきた中で、たびたび日本代表と対戦する機会がありました。とくに近年の日本チームの戦いぶりを見て、「このチームの一員になりたい」と強く感じるようになりました。
私自身、デンマーク出身ですが、これまで世界中で様々なチームを指導してきました。ブラジル、アンゴラ、サウジアラビア、そしてオーストリアやルーマニアのクラブチームでも経験を積んできました。そして今回、日本の代表チームを率いるという新たな挑戦をいただいたことを嬉しく思っています。
私がこのチームとともに目指すのは、まずは2028年のロサンゼルス・オリンピックへの出場権を獲得し、その舞台でクォーターファイナル(ベスト8)に進出することです。そして長期的には、世界のトップレベルのチームになることを常に意識しながら、強化に取り組んでまいります。
改めまして、このような機会をくださったハンドボール協会の皆様に感謝申し上げます。これからチームをさらに強くし、日本の皆様に誇れる代表をつくっていけるよう尽力してまいります。
【監督歴】
1998-2000 Virum-Sorgenfri(デンマーク男子)
2000-2001 GOG Gudme(デンマーク女子)
2003-2005 F.C. København Håndbold(デンマーク女子)
2005-2008 Esporte Clube Pinheiros(ブラジル男子)
2009-2016 ブラジル女子代表
※2011-2014 Hypo Niederösterreich(オーストリア女子)も兼任
2017-2020 アンゴラ女子代表
※2017-2020 Primeiro de Agosto(アンゴラ女子)も兼任
2021-2022 HC Dunărea Brăila(ルーマニア女子)
《主な実績》
ブラジル代表監督時代
・第21回世界選手権(2013) 優勝
・ロンドン・オリンピック(2012) 6位
・リオデジャネイロ・オリンピック(2016) 5位
・パン・アメリカ選手権(2011、2013、2015) 優勝
・パン・アメリカ競技大会(2011、2015) 優勝
・南アメリカ大陸選手権(2013、2014) 優勝
アンゴラ代表監督時代
・アフリカ選手権(2018) 優勝
・東京オリンピック(2021) アフリカ大陸代表権獲得
【コーチ歴】
2002-2004 デンマーク男子U‐18
2022-2023 サウジアラビア男子代表
以上
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