【BOATRACE】多摩川イースタンヤング 地元真打ち登場! 宮之原輝紀が準優トップ枠
宮之原は4日目前半5R、展開を逃さない差し切りで勝利すると、後半12R1枠戦は井上忠政の全速攻撃をきっちり受け止めて逃げ切った。1つ前の11R終了時点で得点率8.67の暫定トップだった澤田尚也(京都出身・滋賀支部26歳)【写真下】を、得点率8.83と微差で交わし宮之原が首位の座を射止めた。澤田は惜しくも予選2位。
<多摩川 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 若林 義人 (静岡・静岡)
2枠 前田 滉 (愛知・愛知)
3枠 前田 篤哉 (愛知・愛知)
4枠 豊田健士郎 (三重・三重)
5枠 高憧 四季 (大阪・大阪)
6枠 加藤 優弥 (福井・福井)
※()内は支部・出身の順
準優10Rは内枠4人までを東海勢が固めた。最内には若林義人。鋭い仕掛けを武器に、ソツなく戦っている今節。ただ、強敵となるのは愛知の前田兄弟だ。2人ともに鋭いハンドルを武器とするテクニシャンだが、特に警戒したいのは3枠の篤哉(兄)の方だろう。前田篤哉は4日目9R3枠で、1枠1コースの若林を得意のまくり差しで撃破している。その9R勝利後の前田篤哉は「1番(若林)がミスしてくれたので…」と謙遜していたが、鋭角な旋回とその回り足の力強さは敗れた若林の脳裏に焼き付いているはず。その攻防がレースの見どころとなりそうだ。
<多摩川 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 澤田 尚也 (京都・滋賀)
2枠 刑部亜里紗 (静岡・静岡)
3枠 石本 裕武 (大阪・大阪)
4枠 佐藤 悠 (石川・福井)
5枠 畑 竜生 (三重・三重)
6枠 上田 健太 (愛知・愛知)
準優11Rは初日ドリーム戦を制した澤田尚也が1枠。モーターもストレート系を軸にパワフルな動きだ。4枠には強伸び仕様の調整を得意とする佐藤悠が乗り込んできた。このカド仕掛けをうまく制することができるか。
<多摩川 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 宮之原輝紀 (東京・東京)
2枠 吉田 裕平 (愛知・愛知)
3枠 中村 泰平 (愛知・愛知)
4枠 佐々木翔斗 (大阪・大阪)
5枠 井上 忠政 (大阪・大阪)
6枠 佐藤 航 (埼玉・埼玉)
準優12R1枠の宮之原輝紀は4月2日の三国から、現在1コース戦は18連勝と破格の強さを誇っている。モーター35号機の方は、序盤こそ出足寄りで中堅少々という状態だったが、4日目は「3日目に回転を余らせている感じだったので、そこを反省して調整しました。(12R終了後)今はすごくいい仕上がりになっていますよ」と納得の状態。準優・優勝へ向けても「残り2日間、結果を求めて頑張ります」と集中力を高めて挑む。
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