【BOATRACE】多摩川イースタンヤング 地元真打ち登場! 宮之原輝紀が準優トップ枠

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 ボートレース多摩川では17日に「G3第12回イースタンヤング」(優勝賞金220万円)の予選4日目が行われた。予選ラストデーとあって、シリーズリーダーの座を懸けた戦いは激闘だったが、地元の宮之原輝紀(東京支部・東京出身27歳)【冒頭の写真】が見事な連勝劇を見せ、得点率3位からの逆転で予選トップ通過に成功した。

 宮之原は4日目前半5R、展開を逃さない差し切りで勝利すると、後半12R1枠戦は井上忠政の全速攻撃をきっちり受け止めて逃げ切った。1つ前の11R終了時点で得点率8.67の暫定トップだった澤田尚也(京都出身・滋賀支部26歳)【写真下】を、得点率8.83と微差で交わし宮之原が首位の座を射止めた。澤田は惜しくも予選2位。

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 3日目までトップだった吉田裕平は、6R6枠戦での6着が痛恨の成績となり6位まで後退。かわって3位につけたのは静岡の速攻派・若林義人(静岡出身・静岡支部27歳)【写真】となった。

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 18日に行われる準優勝戦3個レースは以下のメンバーに決まった。

<多摩川 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 若林 義人 (静岡・静岡)
2枠 前田  滉 (愛知・愛知)
3枠 前田 篤哉 (愛知・愛知)
4枠 豊田健士郎 (三重・三重)
5枠 高憧 四季 (大阪・大阪)
6枠 加藤 優弥 (福井・福井)
※()内は支部・出身の順

 準優10Rは内枠4人までを東海勢が固めた。最内には若林義人。鋭い仕掛けを武器に、ソツなく戦っている今節。ただ、強敵となるのは愛知の前田兄弟だ。2人ともに鋭いハンドルを武器とするテクニシャンだが、特に警戒したいのは3枠の篤哉(兄)の方だろう。前田篤哉は4日目9R3枠で、1枠1コースの若林を得意のまくり差しで撃破している。その9R勝利後の前田篤哉は「1番(若林)がミスしてくれたので…」と謙遜していたが、鋭角な旋回とその回り足の力強さは敗れた若林の脳裏に焼き付いているはず。その攻防がレースの見どころとなりそうだ。

<多摩川 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 澤田 尚也 (京都・滋賀)
2枠 刑部亜里紗 (静岡・静岡)
3枠 石本 裕武 (大阪・大阪)
4枠 佐藤  悠 (石川・福井)
5枠 畑  竜生 (三重・三重)
6枠 上田 健太 (愛知・愛知)

 準優11Rは初日ドリーム戦を制した澤田尚也が1枠。モーターもストレート系を軸にパワフルな動きだ。4枠には強伸び仕様の調整を得意とする佐藤悠が乗り込んできた。このカド仕掛けをうまく制することができるか。

<多摩川 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 宮之原輝紀 (東京・東京)
2枠 吉田 裕平 (愛知・愛知)
3枠 中村 泰平 (愛知・愛知)
4枠 佐々木翔斗 (大阪・大阪)
5枠 井上 忠政 (大阪・大阪)
6枠 佐藤  航 (埼玉・埼玉)

 準優12R1枠の宮之原輝紀は4月2日の三国から、現在1コース戦は18連勝と破格の強さを誇っている。モーター35号機の方は、序盤こそ出足寄りで中堅少々という状態だったが、4日目は「3日目に回転を余らせている感じだったので、そこを反省して調整しました。(12R終了後)今はすごくいい仕上がりになっていますよ」と納得の状態。準優・優勝へ向けても「残り2日間、結果を求めて頑張ります」と集中力を高めて挑む。
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