ハンドボール プレーオフの激闘を制し、男子・豊田合成、女子・ソニーがリーグH初代チャンピオンに!

日本ハンドボール協会
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6月13日(金)から15日(日)にかけての3日間、東京・国立代々木競技場 第一体育館を舞台に、リーグH初代チャンピオンを決めるプレーオフが開催されました。

13日のQuarter FINAL、14日のSemi FINALの激闘を勝ち上がったのは、男子がトヨタ車体ブレイヴキングス刈谷(レギュラーシーズン1位、以下BK刈谷)と豊田合成ブルーファルコン名古屋(同2位、以下豊田合成)、女子はソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ鹿児島(レギュラーシーズン1位、以下ソニー)と北國ハニービー石川(同2位、以下石川)と、レギュラーシーズンの争いをリードしたチームでした。

前身の日本ハンドボールリーグ時代から数えると5大会連続でのFINAL対決となった男子は、これまで同様、実力伯仲の接戦で後半に突入しました。

過去、何度も試合終了間際までもつれる対戦を繰り広げてきた両者。この試合では、豊田合成が21分、26-21とこの試合、最多となる5点リードを奪いました。

この大きなアドバンテージを活かした豊田合成が、31-27で勝利。リーグH初代王者に輝きました(日本ハンドボールリーグ時代から5シーズン連続5回目の優勝)。最高殊勲選手賞には、後半、接戦を抜け出すきっかけとなった連続得点など、6得点をマークした豊田合成のヨアン・バラスケス選手が選出されました。

女子は前半10分、9-3と先手を取ったソニーに対し、前回まで10連覇の女王・石川は修正しながら反撃。16-16と試合を振り出しに戻して後半に向かいました。

後半も立ち上がりでペースをつかんだのはソニー。4連取発進で石川にプレッシャーをかけました。

前半同様、粘りながら追撃を図った石川でしたが、ソニーは24-22と2点リードの後半22分から3連続得点。残り5分を切って27-22と点差を5点に広げ、タイトルを引き寄せました。

そこから石川の意地の反撃を食い止め、27-25で逃げ切ったソニーが、リーグH初代女王の座を射止めました(日本ハンドボールリーグ時代から15シーズンぶり2回目の優勝)。最高殊勲選手賞には要所でのファインセーブが光ったソニー・宝田希緒選手が選出されました。

男子優勝の豊田合成ブルーファルコン名古屋 【©リーグH/Mochizuki】

女子優勝のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングブルーサクヤ鹿児島 【©リーグH/Mochizuki】

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